◆イベントも多く、日柄調整を待ちたい場面か?
30日(火)は米国株安で続落スタートとなり、後場にかけてNYダウ先物の大幅安をきっかけに下げ幅を加速し、ほぼ全面安の展開でした。
チャート上は25日線を割れて下げが加速したので下値模索につながりそうですが、見切り売り一巡で短期的な需給は改善したと思われます。
今日の後場の下げで今晩の米国株安を織り込んだと考えられますので、明日はNYダウがよほど大きく下がらない限り、5日続落した反動で自律反発の想定です。
ただし、5日線は下向きですし、戻りが鈍ければ5日線と25日線がデッドクロスします。デッドクロスから25日線の役割が下値サポートから上値抵抗に変わってしまえば、短期上昇トレンドの転換が意識される可能性もあるので注意が必要だと思われます。
一方、明日は決算発表前半のピーク、夜には米国FOMC、週末は米国雇用統計とイベントが目白押しです。月末、月初の経済指標もありますので、安くなった値ごろ感よりも日柄調整で下げ止まりを意識した方がよいかもしれません。