新トレンドの発生待ち
前回「株価はいまだ短期リバウンド中なので、トレンドがはっきりしない間は安いところを買って高くなったら売る、もしくは高くなったら戻り売りで短期売買を繰り返し、高値掴みに注意」と解説しました。
株価はリバウンド基調が続き、想定レンジ内で取引を終えた一週間でした。
米国の株式市場は堅調に動いた一週間でした。
ドル円相場は小動きの一週間でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、株価はいまだ短期リバウンド中で、戻りを試す状況が続いています。少々値下がりしただけで日銀のETF買入が行われていて、その効果が出ているのでしょう。
短期的なレンジの上値は2万3,200円、下値は2万1,700円、それぞれプラスマイナス250円とします。
引き続きリバウンドが継続して11月9日につけた高値23,382.15円を試すのか、それとも、下落に転じて横ばいか調整に移行するのか、に注目でしょう。
株価のトレンドに現時点では変化がなく、新トレンドが発生したらそのトレンドをフォローする戦略がよいでしょう。
安いところを買って高くなったら売る、もしくは高くなったら戻り売りで短期売買を繰り返し、高値掴みに注意が必要です。もしくは、トレンドの発生までは無駄な売買をしないために、お休みしてもいいかもしれません。
株価上昇をここまで牽引してきた銘柄群が値下がりしていて、少々気にかかる所ではあります。