日経平均の戻り高値22757円と先物の戻り高値22770円を抜けきれるかどうか
これにサヤ寄せして始まるようですと、17日の戻り高値22770円も視野に入ってきますが、逆に言えばこれを抜けない限りは戻り売りの継続だと思います。
ロシアゲート疑惑や米税制改革の行方も不透明ですし、騰落レシオ6日が174.31まで上昇していることも短期的な過熱感として気になります。
ドル円も金曜日夕方時点よりは円安になっていますが、まだ111円台半ばですので、何かの材料をきっかけに仕掛けがあれば111円を割り込んでおかしくない水準です。
むしろ110円台に突入したときに先物から売り仕掛けがあって、そしてもう一度下値を固めてから上昇に転じた方が買いやすくなると思います。
とりあえず日経平均の戻り高値22757円と先物の戻り高値22770円を抜けきれるか否かで大きく方向性が変わってきますが、現段階においては戻りは確実に利益確定売りを進めたいイメージです。
もし上抜けすることができたときには、その時点から押し目買いを狙うというスタンスに変えればいいと思います。