アルプス電気が１８年３月期業績予想を上方修正、車載市場向け製品など好調◇

　アルプス電気<6770.T>がこの日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を８０２０億円から８２０７億円（前期比９．０％増）へ、営業利益を６１０億円から６７３億円（同５１．７％増）へ、純利益を４１０億円から４９０億円（同４０．３％増）へ上方修正した。

　電子部品事業で車載市場向け製品やスマートフォン向け製品などが堅調に推移したことに加えて、為替が想定（１ドル＝１０８円、１ユーロ＝１１６円）より円安基調で推移したことが寄与した。また、アルパイン<6816.T>の車載情報機器事業でも、欧州自動車メーカー向け純正品の販売が好調に推移したほか、固定費などの削減効果もあり、利益を押し上げた。なお、第３四半期以降の為替レートは１ドル＝１０８円、１ユーロ＝１２７円で想定している。

　同時に発表した第２四半期累計（４～９月）の決算は、売上高４１０１億４３００万円（前年同期比１５．８％増）、営業利益３０５億６３００万円（同２．２倍）、純利益２４８億５６００万円（同２．８倍）だった。

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出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）