◆11営業日ぶりの5日線割れで上昇一服が見られるが・・・
26日(火)は、米国株安や円高が重しで日経平均は反落しましたが、東証1部の騰落銘柄数は値上がりが上回り、TOPIXはほぼ横ばいで、底堅さも見られました。
ただし、日経平均は11営業日ぶりに5日線を割り込みましたので、短期的な上昇のリズムに変化が見られました。
ドル円も5日線を割れて円安の流れが一服になっているため、日経平均も5日線割れから上昇一服になったのだと思われます。
明日は今日の下落の反動高の想定なのですが、配当分を即日で埋めるほどの反発(先日比プラス)になるようだと、先行き強気の見方につながりそうです。
9月権利落ち日で配当分が130円程度と見られていますから、今日の下落分(-67円)以上の反発になっても100円程度の反発だと配当分を埋め切れませんから、配当落ち分を考慮した前日比が注目されそうです。
もっとも、現在の5日線の角度は2週間弱で1000円以上の上昇で出来た角度ですから、市場全体の平均である日経平均がこの角度を保って上昇が続く方が不自然な強さだと思います。
配当落ちを即日に埋められず、5日線を割れたから調整入りというわけではなくて、25日線に沿った上昇に変化した方が自然だと思います。
これから25日線が切り上がってくるタイミングですから、しばらくは押し目買いが入りやすそうです。