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最新投稿日時:2017/09/06 17:54 - 「相場は実需が決める!」(比嘉洋)

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相場は実需が決める!

著者:比嘉洋
投稿:2017/09/06 17:54

朝鮮半島リスクvs本邦輸入勢のドル買い

ドル/円(日足)
1980~2016年の間、レーバーデーの翌日、S&P総合500種は平均で0.1%上昇してきたとのデータがありましたが、今年に限っては地政学リスクの高まりにより下げて終わりました。さらには、そこへFRB要人からのハト派発言が重なり、米長期金利は低下→ドル売りの流れとなりました。元々、ブレイナード理事はハト派であり、驚きはないはずなのですが・・・。

米10年債利回りは年初来最低水準に落ち込み(終値2.0596%)、ドル/円も108円台ミドルまでドル安が進んでいます。ここでカギを握りそうなのは実需の動き。前回の108円台、週初の109円台では輸入勢のドル買いが旺盛で相場が反転したことは記憶の新しいところです。今回も輸入勢のドル買いが持ち込まれるのか、それとも9日のICBM発射実験に対する警戒から一旦様子見に転じるのか、興味深いところです。輸出勢については、110円台ミドルから上では円転が持ち込まれたものの、109円台での見切り売りは観測されていないことから、本日のこの水準では様子見に徹するものと思われ、相場を崩す要因にはならないと見ています。

ドル/円(日足)チャートでは売りトレンドが発生していることが確認できます。日米金利差、ECBの金融政策についても気になるところではありますが、ここ数日は朝鮮半島リスクvs本邦輸入勢のドル買いが相場を決める主役になりそうです。
比嘉洋
マネースクエア シニアコンサルタント
配信元: 達人の予想

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