◼︎続伸予想
海外売上比率は約7割。原料ニッケルの調達価格はLME相場の推移で決まるため、市況変動で業績の変動幅は大きい。2007年から生産ラインの設備、増強に着手。電気炉事故や震災影響で一時停止も挟み、11年末までに全3基改修。フィリピンにニッケル権益(2鉱山)保有し、持分利益に貢献。
ロンドン金属取引所[LME]ではニッケル価格が年初来高値を超えてきており、6月中旬の安値から3割近く上昇。
中国のインフラ投資の拡大に伴う需要増やステンレス生産の伸びがニッケル需要を押し上げているとも言われています。また、EV車用電池向にニッケル需要が伸びるとの観測もあり、このなか、ニッケル価格との連動性が高い同社株が再度注目される流れとなっています。
8月4日高値を31日に抜き、資金も入ってきています。
上昇トレンドに入ったとみています。
9月は月足続伸を予想します。