〇注目銘柄:ソニー(6758)【売り】
22日のNYダウが大幅に上昇したことで、日本株市場は買い優勢でスタートしました。日経平均株価は一時19500円台を回復したものの、午後には上げ幅を縮小し前日比50円80銭高の19434円64銭で引けました。これは、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に前向きな発言をしたことで、投資家がリスクオフに動いたことが要因だと考えます。
日本時間25日から開催される米国の経済シンポジウムでは、FRB(米連邦準備理事会)のイエレン議長やECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁の発言が予定されています。利上げなど金融政策に関して言及された際には、為替が大きく動く可能性が懸念されます。よって、24日は輸出関連株を中心にリスク回避ムードが優勢になる可能性が高いでしょう。同社のチャートを確認すると、8月以降短期的に下落トレンドを形成していることから、24日も売りに押される可能性が高いと判断しました。