今日の半歩先読み 有機ELコスト半減 全般安の好材料なので・・・
住友化学 (4005)はテレビなどに使う50型以上の大型有機ELパネルの製造コストを大幅に引き下げる技術の実用化にメドをつけたとの記事に注目です。現状に比べパネルの生産コストの半減を目指し、2019年から量産する計画だそうです。有機ELパネルは今後大きく成長しそうな製品なので、株価に大きな影響を与える可能性の高い好材料です。しかし、NYダウが大幅安で東京株式市場も安く始まりそうです。本来であれば、社名入りの判り易い好材料は、寄り付き近辺で好材料が織り込まれ易いので、短期的には「売り」になる場合が多いのですが、全般安となりそうなので住友化学が寄り付きから大幅高にならなければ、寄り後に買われる可能性が高そうです。また、出光興産 (5019)には悪材料となります。また、これで有機ELへの設備投資が増加すれば、有機EL製造装置を手掛けるローツェ (6323)なども好影響を受けそうです。
住友化学 (4005)627円
出光興産 (5019)3,225円
ローツェ (6323)2,615円
今日も皆様に相場の福が授かりますように!!
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