ザインが大幅４日続伸、東レ・デュポンと次世代高速情報伝送規格に対応する伝送路を開発

　ザインエレクトロニクス<6769.T>が大幅４日続伸。５日の取引終了後、４Ｋ／８Ｋ映像に向けた独自の次世代高速インターフェース規格「Ｖ－ｂｙ－Ｏｎｅ　ＵＳ」に対応した伝送路を東レ・デュポン（東京中央区）など複数社と開発していると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　「Ｖ－ｂｙ－Ｏｎｅ　ＵＳ」技術は、同社が開発した１６Ｇｂｐｓの高速伝送速度を規定した技術。４Ｋ映像の伝送で世界標準となっている同社の「Ｖ－ｂｙ－Ｏｎｅ　ＨＳ」の伝送本数を保持したまま、８Ｋ映像の伝送路実現を目標に伝送路開発を進めており、複数のハーネス・コネクタ・素材メーカーと開発におけるコラボレーションを行っているという。なお、今月７日から９日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「ＪＰＣＡ　Ｓｈｏｗ２０１７（第４７回国際電子回路産業展）」において、東レ・デュポンとの開発成果を展示する予定だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）