リバウンド継続期待
5月24日の日経平均は前日比129円70銭高となり、1日を終えました。
米株高や為替の円安進行が好感されて金融株や輸出関連株に買いが入り、上げ幅は一時170円に迫る場面も見られました。
*為替相場の動き
一方、24日大引け後の為替は15時06分時点では1ドル=111円95~96銭と、前日17時時点に比べ76銭の円安・ドル高水準で推移しています。
24日の米長期金利が上昇に向かったことで日米金利差の拡大が意識され、円売り・ドル買いが進行して円安に振れました。
前日比で円安に向かっているため、日本市場にとっては追い風の流れです。
従って、25日以降の日本株は上昇しやすい地合だと言えるでしょう。
*為替を受けての相場の展望
為替が円安方向に進んでいることから、円安の進行を受けて外需株を中心に上昇すると期待できます。
日本市場全体としては、堅調な推移となる可能性があるでしょう。
このような状況では、過去の統計上、円安時に株価上昇しやすかった銘柄に注目したいところです。
【円安メリット業種】
○精密機器(前週比-0.17%)
○電気機器(同-0.23%)
○化学(同-0.23%)
○輸送用機器(同-0.91%)
※上記は、2013~2015年の円安進行時において特に上昇傾向が強かった業種です。
中でも、輸送用機器はここ1週間で下落しており、出遅れ感があります。
そう考えると、これから人気化する兆しがあっても、おかしくないと考えます。
*結論*
これらの内容を踏まえ、5月25日のスタンスは【大幅高になる】と予測します。
中でも、直近下落している輸送用機器は、統計的に見ても上昇傾向が強いことが分かっています。
ぜひ、注目してみてください。