明日の株式相場見通し=急騰の反動で一服商状、中期的には2万台固めの推移に
あす(9日)の東京株式市場は、きょう日経平均株価が400円を超える急騰をみせたことに対する反動もあり、利益確定の売り優勢で、全体相場は一服商状となりそうだ。ただ、外国為替市場で足もとの円安・ドル高推移が継続し、佳境を迎えている決算発表で18年3月期の業績見通しの堅調さが認識されることになれば、中期的には日経平均株価2万円固めの新たなステージを迎えることになりそうだ。
市場関係者からは「フランス大統領選の決選投票で、中道・独立系、親欧州連合(EU)のマクロン氏が、事前の予想に比べ大差で勝利したことが投資家心理を改善させた。さらに、きょうの日経平均株価は寄り付きから大幅高でスタートし、その後も力強いジリ高歩調となったため、戻り売りのタイミングを与えない株価推移となり上昇が加速した。ただ、北朝鮮を巡る地政学リスクや、トランプ米大統領の経済政策の遅れなど、懸念要因は完全に払拭されておらず、慎重な対応が必要」との見方が出ていた。
8日の東京株式市場は朝方から大きく買い優勢となり、日経平均株価は一時前営業日比483円高の急騰を演じ年初来高値を更新し、2万円大台に肉薄する場面もあった。日経平均株価終値は、同450円00銭高の1万9895円70銭と大幅高で3日続伸した。東証1部の売買代金は、3兆4434億円の大商いを記録した。
日程面では、3月の毎月勤労統計速報値に注目。海外では、韓国での前大統領の罷免に伴う次期大統領選の投開票日が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「フランス大統領選の決選投票で、中道・独立系、親欧州連合(EU)のマクロン氏が、事前の予想に比べ大差で勝利したことが投資家心理を改善させた。さらに、きょうの日経平均株価は寄り付きから大幅高でスタートし、その後も力強いジリ高歩調となったため、戻り売りのタイミングを与えない株価推移となり上昇が加速した。ただ、北朝鮮を巡る地政学リスクや、トランプ米大統領の経済政策の遅れなど、懸念要因は完全に払拭されておらず、慎重な対応が必要」との見方が出ていた。
8日の東京株式市場は朝方から大きく買い優勢となり、日経平均株価は一時前営業日比483円高の急騰を演じ年初来高値を更新し、2万円大台に肉薄する場面もあった。日経平均株価終値は、同450円00銭高の1万9895円70銭と大幅高で3日続伸した。東証1部の売買代金は、3兆4434億円の大商いを記録した。
日程面では、3月の毎月勤労統計速報値に注目。海外では、韓国での前大統領の罷免に伴う次期大統領選の投開票日が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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