【売り】㈱アスカネット（2438）前日比+14％超の急騰で過熱気味。今後の急落に注意= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱アスカネット（2438）

デジタル写真加工サービス、及びフォトブックデザイン・作成サービス及び光学表示用ディバイスの製造販売を行う企業。

■注目理由
12月9日に決算を発表。
平成29年4月期第2四半期（平成28年5月1日～平成28年10月31日）の業績は、前年同期比で売上高+4.7％、経常損益は+17.0％で増収増益に着地。
通期計画に対する進捗率は5年平均の38.7％をやや上回る39.0％となっており、好調だ。

13日にエアリアルイメージングプレート（AIプレート、空中結像が可能）の販売サイトをオープンすると発表、ガラス製AIプレート3種類（244mm角、345mm幅八角形、488mm角）及び488mm角プレートと筺体がセットになった「AIキューブ」が購入できるという。（出典：2017年2月13日　フィスコ）
これが材料視され13日は一時1998円まで急伸し終値は前日比14.9％の上昇となった。
翌14日もさらに上昇して一時2040円をつける場面も見られたが、過熱感が漂っておりそろそろ利益確定売りが優勢となる可能性がある。
空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。
また2月13日終値時点でPERは56.09倍、PBRは7.30倍となっており、業種平均と比べて割高感がある。
今から追いかけ買いするのは危険か。