【買い】三井住友フィナンシャルグループ(8316):ここからの株価上昇に期待
メガバンクの中では中堅・中小企業等への与信割合が多く、経費率の低さは3メガバンクでトップです。
発表された1月の米雇用統計では非農業部門雇用者数は予想の18万人、前月の15万6000人を大幅に上回る22万7000人の増加となりました。一方、平均時給伸び率は2.5%増と、前月の2.9%増や平均予想の2.7%増を下回る内容となりました。1日には米国政策金利の据え置きが発表されていますが、この見方に影響のない内容となり、10年債利回りも限定的な動きとなりました。
注目は金融規制改革法(ドッド・フランク法)を抜本的に見直すよう指示する大統領令に署名したことです。
金融規制緩和の期待が広がり、金融株が買われ、JPモルガン・チェース(JPM)が3.1%高、同ゴールドマン・サックス(GS)も4.6%高と大きく上昇しました。
金融セクターは年末までに大きく値を上げるも今年に入ってから50日移動平均線あたりまで調整を続け、今年は出遅れていますが、ここからの反発に期待したいと思います。