今日の半歩先読み
東京カンテイが30日まとめた2016年の首都圏の中古マンション平均売り出し希望価格(70平方メートル換算)は3476万円と前年比13.2%上がったとの記事に注目です。上昇は3年連続で、新築に比べ割安な中古に買いが集まり1994年以来の高水準になったそうです。中古マンションの上昇で大きなメリットを受けるのは、約390億円分もの中古マンションを保有するスター・マイカ (3230)でしょう。賃借人のいる中古マンションを購入し、賃借人のいる間は家賃収入を得て、賃借人が退出した後はフルリノベーションを行い、割安なリノベーションマンションとして売り出すビジネスモデルの企業です。既に保有不動産を時価評価すると約110億円の含み益がある状態のようですが、中古マンションの価格上昇は含み益の増大と、将来の売却益の増大につながります。
スター・マイカ (3230)2,105円