【買い】セブン&アイ・ホールディングス(3382):業績底打ち、コンビニで利益成長
そして19/2期以降は構造改革も一巡、コンビニ事業を軸とした成長が期待できるでしょう。利益成長を牽引するコンビニ事業では国内でのPB商品拡大による利益率のさらなる向上、そして北米でのシェア拡大が業績を底上げする企業成長の鍵となると思います。
当座比率1.08、流動比率1.20と手元資金力が高く、現金等は1兆1324億円と、有利子負債7516億円を上回り、自己資本比率は41.6%と、財務状況は良好です。
株主還元については、年間配当は5年平均6.2%増額しており、EPSの5年平均成長率7%に沿った形となっています。会社側は配当性向を40%程度とするとしており、株主還元について前向きです。
また16/2期実績ROEは6.9%ですが、JPモルガンによると、利益成長に伴い10%程度は達成できるとされています。