【買い】セコム (9735):底堅い株価だが適正水準、続伸を期待
年間の日経平均は+0.4%となり、5年連続での上昇となりました(TOPIXは▼1.9%の下落)。
先週の日本株市場は、週間で313円安と8週ぶりに反落となり、終値は19114.37円。
トランプ氏勝利以降、売買代金2兆円を超えてきた日本株市場も、先週は下げ幅257円となった29日(木)を除き、1兆円に留まりました。続いてきた外国人投資家による買い越しも7週ぶりに売り越しとなった週でもありました。
調整となり熱が少し冷まされたと受け止め、日本株は買い場とみています。また外国人投資家が本格的に戻ってくる年初からのロケットスタートも期待できるところです。
引き続き、日本株買いを推奨したいと思います。
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2017年3月期第1-2四半期までの業績では、売上高は前年同期比7.6%増の4400億円、営業利益は3.2%増の621億円、経常利益は6.8%増の673億円、純利益は2.0%増の408億円となりました。
通期予想では売上高、営業利益ともに過去最高更新、7期連続増配の見通しです。
株価指標PERは同社株の平均取引値の水準にあり、底堅いことからも、続伸を期待したいと思います。