強気転換した時ほどこわい
マーケットは大統領選を見据えた波乱が終了したかのような動きを見せました。日経平均株価は終わってみれば、下髭のある陽線、一見すると相場も落ち着いて見えます。
しかし、そういうときほど、予想が逆に触れた時の下押し圧力は大きくなります。思えば今年のブレグジットの際もEU離脱はないだろうとの目論見のもとで市場が反発し始めたところからの、「EU離脱」のニュース。市場は一転総弱気となり、それまでの数日間の反発を全て打消し、1日で1500円近い値幅の下落を演じました。
相場は大統領選後も続きます。先行きが見えないなかでの動きは慎重にする必要があるということです。
筆者も引き続き静観、ポジションは軽めのスタンスで挑みます。