市場の混乱が予想される際に投資家が取っておくべき対応策

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最新投稿日時:2016/11/04 21:23 - 「市場の混乱が予想される際に投資家が取っておくべき対応策」(谷山 歩)

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市場の混乱が予想される際に投資家が取っておくべき対応策

著者:谷山 歩
投稿:2016/11/04 21:23

下落に向けた対策は早めに打ちたいところ

今週水曜・金曜と、1日休みをはさんで大きく調整色を強めた東京市場。JR九州という大型IPOの上場も無事終了し、それまで強気一辺倒だった市場もここにきてリスクオフのムードへと傾いています。ここにきて問題視されているのがクリントン氏のメール私的利用問題。これまでクリントン氏が優位とみられ、落ち着いていた市場も大揺れとなっています。

成り行きを見守りたいところですが、では私たち個人投資家はどうしていけば良いのか。

こういう市場の先行きが見通しにくいときには、まず保有株や投資資金を見直してポジションの整理をすることが求められます。特に日経平均株価やトピックスなどに連動しやすいベータ値の高い銘柄などはいったん株を売ることも必要になってくるかと思われます(大型の中でも証券・金融などは特に危険)。市場の下落に強い銘柄を残して様子見姿勢に入るということです。

もしくはリスクをできるだけ軽減するために、株を売らなかったとしても全体相場に連動しやすい銘柄分の金額分を保険の意味合いをこめてリスクヘッジを行うというのも一つの手。この場合には、(1360)日経平均ベア2倍、(1580)日経平均ベアなどを保有しておくと良いでしょう。

どちらにしても今週の500円程度の調整は来週へとむけた本格的な下げの始まりかもしれません。個人投資家としてできるだけ取れる対策を打っておきましょう。
谷山歩
インカムライフ.com代表
配信元: 達人の予想

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