一旦は利益確定売り
前日比130円83銭高17,365円25銭で引けました。
米ドル為替が1ドル104円半ばまで円安に進行し、
輸出関連株を中心に買い優勢で推移しました。
米国大統領選挙が近づいてきました。
世論調査では今のところヒラリー・クリントン氏がリードしており、
株式市場はヒラリー・クリントン氏の勝利を織り込みつつあるように思えます。
また、12月には日露首脳会談を予定しており、
日本とロシアの関係が改善されるとの期待感も出ています。
株式市場には楽観ムードが漂い始めており、
徐々にリスクオンできる態勢に戻りつつあると言えるでしょう。
2016年末までは、好調に推移する期待が持てそうです。
ただし、中期的なトレンドでは好調な株式市場が期待できますが、
急速に株価上昇し心理的節目の1万7500円まで迫っていることで、
利益確定売りが出やすくなっていると想定します。
よって、明日25日の日本株市場は、
「小幅ながら下落して引ける可能性がある」と判断しました。
なお、今週は3月決算企業の中間発表が本格化することから
一部の銘柄には好決算による資金流入が続いています。
相場全体は方向性の見えない展開が続きますが、
好業績銘柄は、相場全体の流れと異なる株価の動きが期待できるでしょう。
明日26日は「7974 任天堂」や「7751 キヤノン」等の
決算発表が予定されています。
投資家の注目度も高いことから、
これらの銘柄から目が離せないでしょう。
ぜひ、今週は、3月決算企業で好業績銘柄に注目してみてはいかがでしょうか。