イナリサーチが連日のストップ高、iPS細胞関連で品薄感が急騰劇演出
イナリサーチ<2176.T>が前日に続きストップ高、一時150円高の896円まで上値を伸ばす異彩人気となっている。同社は新薬開発支援を行うバイオベンチャーで、17年3月期は営業損益段階で4700万円と黒字化を見込んでいる。11日朝方、iPS細胞を利用した心筋梗塞治療法に関する共同研究の成果が英科学誌の「ネイチャー」に掲載されると発表したことが人気化の発端。将来的な収益貢献への可能性が高いとみた投機資金の流入を誘っている。出来高流動性に乏しかったこともあって7月初旬以降は600円を軸に株価は横ばいを続けていたが、その株式需給面での品薄感が玉争奪戦の流れに発展している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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