出光興産と昭和シェルは急落、大型合併の不透明感の高まりを嫌気
出光興産<5019.T>と昭和シェル石油<5002.T>が急落。昭和シェルの株価は6%を超す下落となっている。出光興産・創業家の出光昭介氏が昭シェル株40万株(発行済み株式の0.1%)を取得したことが3日に判明。出光の昭和シェルに対する出資比率は33.34%と3分の1を超えた。企業買収ルールでは、3分の1を超えた株式を取得する場合、原則TOBが必要となる。これまで両社は合併に向け相対での株式取得を予定していたが、TOBを実施すると契約の見直しが必要になり、合併手続きが計画通り進まなくなる可能性がある。
来年4月に予定されている両社の合併には一段と不透明感が高まっており、この日は大型合併のハードルが高まったことを嫌気する売りが膨らんでいる。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
来年4月に予定されている両社の合併には一段と不透明感が高まっており、この日は大型合併のハードルが高まったことを嫌気する売りが膨らんでいる。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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