価格競争力・ユーザー基盤も武器 PlayStation VRにワクワク
この春には、米Facebook傘下オキュラスVRの「リフト」、米バルブと台湾HTCが共同開発した「バイブ」が発売されました。
そして今秋10月にソニーから「PlayStation VR」が発売されるわけですが、価格とすでに存在する巨大なユーザー基盤が武器となりそうです。
価格は「リフト」が599ドル、「バイブ」が799ドル。
この2種はゲームPCに繋いで使うため、加えて1000ドル位の高性能PCが必要だと言います。
結局全部で20万円くらい必要になるんですね。
対して「PlayStation VR」は399ドル。別途必要なカメラが59.99ドル。
PS4に繋ぐので394.99ドルが必要になるのですが、まとめて買っても1000ドル以内に収まります。
しかも既にPS4のユーザーは世界に4000万以上存在して、4000万台のPS4からオンライン販売で購入できるのですから強いと思いませんか。
ちなみにPS4は、普及拡大を狙って価格を50ドル値下げしたことで、またたくまに売れました。
既に存在するVRゲーム機器の中では突出して価格競争力が強いですし、巨大なユーザー基盤から、普及スピードはめちゃくちゃ速くなるのではないでしょうか。
明日、7/23からPlayStation VRの予約受付が再開するとのことで、株式市場でも盛り上がりが期待されます。
同社は29日に1Qの決算発表を控えています。
16/3期は、PS4が唯一の牽引役となったわけですが、今期はさらに強く引っ張っていくのではないでしょうか。
株価の上昇に期待したいと思います。