EU問題も依然波乱要因か
前日比106円56銭高の15,682円48銭で引けました。
欧米株式市場が上昇したことで投資家心理が改善し、
本日も買い優勢で推移しました。
本日の上昇を受けて、5日連続株価上昇しています。
英国のEU離脱問題への懸念は徐々に柔らでいますが、
離脱による株式市場への影響は依然不透明であり、
少しずつ離脱した場合の悪影響が出てくると想定します。
たびたび相場を押し下げる要因となる可能性が高く、
一見この騒動が落ち着いたと見えるものの
今後も相場の波乱要因となる可能性は十分にあります。
再度大きく下落するリスクがあることには十分に注意が必要であり、
当面は慎重な動きに徹するほうが無難と言えるでしょう。
直近の株式市場の反発は一時的なものに過ぎず、
基本的にトレンドは下向きとなると想定します。
週明けの株式市場は、
5日連続株価上昇していることから、
徐々に過熱感を帯び始めており、
利益確定売りに押される可能性が高いでしょう。
よって、7月4日の日経平均株価は、
「下落して引ける可能性がある」と判断しました。