一旦はリスク回避の売りが出るか
前日比365円64銭高の15,965円30銭で引けました。
最新の世論調査では、英国のEU残留派が優勢であることが報じられ、
英国がEUを離脱するのではないかとの懸念が和らいだことで
本日の日本株市場は終日買い優勢で推移しました。
ただし、「英国がEUを離脱する懸念」は完全には払拭されておらず、
あくまでも一先ずといったところでしょう。
23日の国民投票までは、依然不透明な相場展開が続く可能性が高く、
再度株価が急落するリスクがあることには注意が必要です。
「英国のEU残留」については明日以降も好悪材料が混じりあい、
日本株市場は値動きの荒い展開が想定されます。
完全に懸念が払拭されていない中では、
心理的節目の1万6000円を越えにくく、
21日の日本株市場は
「小幅ながら下落して引ける可能性がある」と判断しました。