フォーサイドが後場マイナスに転じる、香港ビップ・アーティスト社と包括的業務提携も材料出尽くし感

　フォーサイド<2330.T>は後場マイナスに転じる。前引け後に、連結子会社のフォーサイドエンタテイメントが香港のビップ・アーティスト・マネージメント社と、戦略的パートナーとして包括的な業務提携を行うと発表したが、当面の材料はいったん出尽くしたとの見方から利益確定売りが出ているようだ。

　今回の提携は、日本のマンガやアニメのキャラクターを活用したコンテンツを、中国を中心とした中華圏を始めに、アジア地域にグローバル配信提供していくのが狙い。取り組みの第１弾として、中国のテンセントホールディングス（深セン市）が運営す「ＷｅＣｈａｔ（微信）」を利用する中国のユーザーに、日本のマンガやアニメのキャラクターを活用したステッカーを提供するとしている。また、そのほかにもマンガなどの電子書籍配信サービスの展開や、スマートフォン向けゲームアプリの提供などを協業で推進するとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）