ナガオカがウリ気配スタート、顧客の発注不透明で１６年６月期業績予想を下方修正

　ナガオカ<6239.T>がウリ気配スタート。前週末１５日の取引終了後、１６年６月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の６１億８７００万円から３１億５３００万円（前期比４６．２％減）へ、営業損益を３億８２００万円の黒字から６億８１００万円の赤字（前期２億５７００万円の黒字）へ、最終損益を２億２８００万円の黒字から８億５３００万円の赤字（同１億９４００万円の黒字）へ大幅下方修正したことが嫌気されている。

　原油安の影響および世界経済の減速からエンドユーザーであるプラント・オーナーが発注時期をまだ見定めている状況であることに加えて、中国やマレーシア国内の政治・経済の動向で、一部の案件に遅れが出ていることが要因としている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）