保土谷化が急騰、日本株市場の“有機EL祭り”で先陣切る
保土谷化学工業<4112.T>が急騰、一時30円高の226円まで上値をのばした。きょうは有機EL関連に位置付けられる銘柄群が軒並み急動意しているが、同社株はこれに先立って週初から上値指向を強めていた。
米アップルは来年にも投入するiPhoneの表示装置に有機ELパネルを採用する方針にある。現在、スマートフォン向け有機ELは韓国サムスンが自社製品向けに独占的に量産している状況にあるが、この勢力地図が大きく変わる可能性が出ている。また、韓国LGは中小型有機ELパネルの新工場建設に動き、数年間で1兆円超の巨額投資を計画しており、保土谷化は韓国子会社SFCを通じて発光材料を生産していることで、大きなビジネスチャンスが巡っている。
足もとの有機EL事業は低迷しており、16年3月期は本業のもうけを示す営業利益が会社側の計画する8億円に届かない可能性もあるが、時価PBRは依然として0.5倍台と割安感が強く、17年3月期の業績拡大期待も背景に下値リスクは限定的とみた強気の買いが流入している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
米アップルは来年にも投入するiPhoneの表示装置に有機ELパネルを採用する方針にある。現在、スマートフォン向け有機ELは韓国サムスンが自社製品向けに独占的に量産している状況にあるが、この勢力地図が大きく変わる可能性が出ている。また、韓国LGは中小型有機ELパネルの新工場建設に動き、数年間で1兆円超の巨額投資を計画しており、保土谷化は韓国子会社SFCを通じて発光材料を生産していることで、大きなビジネスチャンスが巡っている。
足もとの有機EL事業は低迷しており、16年3月期は本業のもうけを示す営業利益が会社側の計画する8億円に届かない可能性もあるが、時価PBRは依然として0.5倍台と割安感が強く、17年3月期の業績拡大期待も背景に下値リスクは限定的とみた強気の買いが流入している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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