日本株にはサンタ来ずも、掉尾の一振を期待
先週はナスダックの4連勝に対して日経平均は4連敗と、珍しく噛み合わない展開ともなりましたが、基本的に両市場とも出来高が極端に薄く、重要な意味はないものと思います。この時期はどちらに動いたとしても、本気の買いや売りでないと思います。
いずれにせよ、日経平均は調整基調が続いており、投資判断としては、先週同様、売り基調継続です。ただ、超短期的には騰落レシオとマクレランオシレーターがやや売られすぎを示しており、反発があってもおかしくないところでもあります。また、今週から受渡しベースでは来年度に入りますが、年内の清算売りは先週までに終わり、実質新年度入りで需給に改善がみられる可能性があると思います。
もっとも、上昇したところで再び50日線(もしくは200日線)に跳ね返されると、相当弱いトレンドを示すことになり、これが一番警戒するシナリオですが、今週は超短期的な反発を予想します。
最終週の掉尾の一振に期待です。