OPECバドリ事務総長が雑誌のインタビューに対して、ユーロでの原油価格設定も可能性あると回答。但し、時間はまだかかる。（ロイター） 値下がり続く＄につきあってる円安を喜んでいるのは日本人ぐらいだ。

OPEC総会で原油生産量の据え置きが決まった。もともと既定路線で市場は反応薄。WTIは米雇用減を受け約３＄安。専門家による見解、実需では５０～６０＄それ以上は投機資金によるもの。総会の実質の内容は生産量ではない、＄決済の見直し。

２月１日、OPEC総会開催。 欧米からは年初に１００＄を超えた原油の供給増を求められているが、実需では原油供給は十分というのが、OPEC各国の見解で、増産はされない見通し。 本当の焦点は増産ではない、決済の＄決済から通貨バスケットへ。（アメリカ離れ）

中東諸国では自国通貨と＄の連動を止めようと真剣に検討している国が増えている。先週の首脳会談でも石油の決済を＄からユーロ、湾岸諸国の通貨のバスケットへの変更が検討されたが、サウジアラビアがなんとか押さえ、１２月初めのOPECまで先送りされた。