投資歴20年のmasaさんのブログ
日米欧の大幅高ループから一斉に調整局面入りか
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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日本株について
本日の日経平均株価は、405円高の28860円で取引終了。
欧米株大幅高を受けて買い先行。一旦、上げ幅を縮小させた後、再び大きく買い戻されて後場には一段高。そこから高値を維持したまま大幅続伸。
売買代金は3兆620億円、出来高は12億1977万株。
値上がり銘柄数は1195、値下がり銘柄数は904、変わらずは85銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
15業種が上昇、18業種が下落
上昇率の高い順
精密機器、その他製品、医薬品、サービス、電気機器
下落率の高い順
不動産、海運、倉庫・運輸、陸運、建設
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は116、値下がり銘柄数は104、変わらずは5銘柄でした。
上昇率の高い順
(4519)中外製薬 6.78%高
(6976)太陽誘電 5.14%高
(6954)ファナック 4.06%高
(6506)安川電機 3.96%高
(6479)ミネベアミツミ 3.85%高
下落率の高い順
(8801)三井不動産 3.69%安
(8830)住友不動産 3.18%安
(5332)TOTO 2.68%安
(8253)クレディセゾン 2.48%安
(8804)東京建物 2.25%安
〇米国株による影響
米国株についての詳しい内容は、朝に更新している「米国株について」をご覧下さいませ。
ダウ平均 1.40%高
ナスダック 3.03%高
S&P500指数 2.07%高
これだけ大きく上昇すれば日本株にも大きなプラス材料。
ハイテクにプラス材料
ハイテク比率の高いナスダックが3%を超える大幅高になっています。これは日本のハイテクにも大きなプラス材料。ダウ構成銘柄では、アップルが上場来高値更新。これは日本のアップル関連株にプラス材料。半導体も買われています。業種別でも情報技術が上昇率トップでした。
前日の日本株は、33業種のうち電気機器が27位と控えめでしたが、本日は5位にランクイン。また、日経平均採用銘柄では、アップル関連が上昇率上位に並びました。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 1.49%高
ドイツ(DAX) 2.82%高
フランス(CAC) 2.91%高
欧州市場は全面大幅高。主要3市場も前日に続いて大幅続伸。こちらも日本株に大きなプラス材料。
〇ドル円相場による影響
1ドル113円半ばで、前日と大きく変わらず。同水準で揉み合い続けており、株式相場への影響は限定的でした。
〇踏み上げ相場
オミクロン株の影響で株価が大きく下げると共に、先の下落で利益になる空売りが増えていました。直近は株価揉み合いで「まだよかった」ところ、前日に528円高と急騰そして本日も大幅高となりました。空売りしていた投資家による損失覚悟の買い戻しが、上昇に拍車をかけたかもしれません。いわゆる踏み上げ相場です。
〇調整は時間も問題か
直近安値から1500円ほど上昇しているうえ、大きな節目(強い抵抗になりやすい)29000円目前まで戻してきました。更に、25日移動平均線と75日移動平均線が重なる水準でもあることから、多くの戻り売りが出てきそう。
日米欧の大幅高ループとなっていますが、一斉に調整局面を迎えるかもしれません。
上値抵抗を突破して上昇し続ければ良いですが、控えめにみています。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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