ＫＡＤＯＫＡＷＡ 『KADOKAWAのメディアミックス全史』

[まはいさん]

『KADOKAWAのメディアミックス全史　サブカルチャーの創造と発展』電子版←特設サイト・リンク

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ザ・テレビジョン
「ザ・テレビジョン」「TOKYO WALKER」を毎週キヨスクで買っていた時代とか、その前の「週刊ジャンプ」は陳列されずレジ売りだった時代とか、出版業界が絶頂と衰退を繰り返してきた歴史が描かれています。

悪魔が来りて笛を吹く
角川映画の黒歴史が、正直に描かれています。

映画の利益より銀行に預けた利息の方が多いし確実だったそうです。

原田知世
アイドルのエッセイとか、私は興味なかったのですが、とんでもなく売れて儲かった時代が有ったそうです。
今時エッセイを出す人は、およそ中高年の女性ですが、原田知世、薬師丸ひろ子の世代の方なのですね、と理解しました。

涼宮ハルヒの憂鬱
ライトノベルの題名が列挙されるとクラクラします。
ライトノベルが多岐に発展した中で、その一部を新文芸としている戦略を理解しました。
新文芸は、ライトノベルの約３倍の売価です。玉石混淆のライトノベルから値打ちがあるジャンルを選抜して新文芸としているそうです。

ＴＯＫＯＲＯＺＡＷＡ
出版業界の未来戦略は、まあ、話半分に聞いておきます。