デパ地下での新型コロナウイルスの集団感染が問題となったことなどを受け来店客数が減少したようです。
コロナが流行する前の2019年比では3～4割減と厳しい状況が続いているようです。
J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店が4.3%減、高島屋が9.1%減、三越伊勢丹が7.2%減、セブン＆アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武が11.8%減、エイチ・ツー・オーリテイリングが15.6%減だったそうです。
客数も落ち込み、三越伊勢丹の伊勢丹新宿本店で2割、そごう・西武は西武池袋本店など10店の合計で15%、それぞれ前年同月に比べマイナスだったそうです。
エイチ・ツー・オーリテイリングなどは客数を公表していませんが、客数はマイナスだったとのことです。
一方で、高級ブランドが引き続き好調で時計やカバンの販売が伸び、伊勢丹新宿本店やそごう・西武では客単価が前年を上回ったそうです。
感染拡大防止対策として、東京都は8月17日にデパ地下などへの入場者数を7月上旬の5割とする目標を打ち出したそうです。
デパ地下への入場者数を把握することは困難であるうえ、期間も1カ月になるため単純に比較はできないですが、8月の客数を7月と比べると伊勢丹新宿本店は4割、そごう・西武は14%減ったそうです。
各社は8月中旬以降に混雑時に食品フロアで入場制限を実施するなど感染対策を強化しているとのことです。
そういえば、関西の某百貨店などでクラスターが発生していましたね。
東名阪では９月も現時点で12日までは緊急事態宣言の対象となっているので、８月に引き続き厳しいかもしれませんね。
3099：750円､ 3086：972円､ 8233：1,126円､ 3382：4,937円､ 8242：879円
