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バロンズの記事 (日経ベリタスより転記)

邦銀復活 魅力ある投資先に

三菱UFJフィナンシャル・グループによる米モルガンス・タンレーへの資本注入が実現した。5年前には死に体同然で、すっかり忘れられた邦銀が生き返り、米投資家にとって魅力ある投資先になった。
邦銀復活の鍵は現金資産。欧米金融機関にくらべ、潤沢な資金を保有する。三菱UFJはモルガン株の21%取得のために90億ドル出資した。野村ホールディングも米リーマン・ブラザーズのアジア・太平洋部門などの買収に推定10億ドルを投入し、米国進出に意欲を見せる。みずほフィナンシャルグループや三井住友フィナンシャルグループも欧米の金融機関に出資。新たな時代が訪れたようだ。(途中省略)
「ザ・バンカー」によると、三菱UFJの総資産利益率は0.56%、みずほは0.33%。一方、英HSBCホールディングは1.03%、米JPモルガン・チェースは1.46%。邦銀は消費者金融や手数料収入による収益拡大を目指すが、資産価格が下落した今、海外金融機関に出資することは理にかなう。
邦銀の海外投資は今後も続きそうだ。(またまた途中省略)
日本の金融機関が真の黄金期を迎えるには投資資金を集める必要がある。だが今年の見通しは悪い。邦銀は09年3月期の利益予想を達成できそうにない。邦銀の株価は98~99年の水準まで下がっている。ただ当時と比べて地価が上昇し、企業の財務体質も大幅に健全化して信用コストが低下している。ゼナのクリシュナ氏は「金融株はあらゆる日本株の中で最も安い。ひそかに買っておくのは好都合だ」と語る。それはもうけを得るのにも好都合ということだ。



ちょっと気になった記事です。
銀行は、代表的な景気循環株なので今後もウォッチしていきます。
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