保湿重視の褥瘡療法、薬局での間接的な実践編

[元祖SHINSHINさん]

高齢患者の娘さんが処方箋を持ってきた。

みると、中にイソジンシュガーが処方されており、褥瘡持ちだとわかった。

訊くと、もう長いこと褥瘡が治らないという。

すかさず、過去に書いた話を振った。

「保湿の威力　ニンジンとニンゲン」元祖SHINSHINさんのブログ(2021/01/27) - みんかぶ（旧みんなの株式） (minkabu.jp)

するとその娘さんは、その話に強く興味を抱いたようで、

実践してみるという。

オイラはさらに、寝具も改善して褥瘡をできにくく、同時に治りやすい環境に変えてはどうかと、深夜のTV東京で宣伝しているショップジャパン「トゥルースリーパー」も紹介してみた。

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娘さんに話を振ってから、まだ2ヶ月も経っていない。

5／15に来局して、開口一番にこう語った。

オイラのいうとおり、トゥルースリーパーにして、薬を使わない保湿重視の褥瘡治療に切り替えてみたら、みるみる褥瘡が塞がっていって、もうほとんど乾いて治りそうな状況にまで、たどり着いたと。

静かな話し方をする娘さんなのだが、そこに強い感動が込められているのを感じたオイラは、貴重な情報を提供してくださったことに感謝を述べ、こうした実体験が、関与した未経験だった一般薬局や医師たちを開眼してくれると申し上げた。

水原医師が勉強会で紹介してくれた褥瘡の画像と治っていく経過が、リアルに思い浮かんできた。なにかひとつ山を越えたような気がして、興奮を覚えた。