あっきんさんのブログ
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土浦連続殺傷犯インタビュー。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/14/news019.html
土浦市で、8人を殺傷した金川真大被告のインタビューが、ITmediaに掲載されていました。
反省は全くないようです。
彼は、秋葉原の加藤容疑者のことをうらやましく思っているという。
それは、人を多く殺しているから、確実に死刑だと言う点。
また、加藤容疑者が、自分を参考に、ナイフを買った点については、うれしいと供述。
しかし、加藤容疑者が、仕事のことでストレスがたまっていたことが犯行の動機になったことに対して、金川容疑者は、
「おかしいと思う。彼は自分がうまくいかないことをすべて他人のせいにしていた。彼は八つ当たりで人を殺している」
と供述したとのこと。
彼は、この世から開放されたいという思いだけだそうです。
彼の言う「開放される」とは死刑になることのようですね…。
加藤容疑者も、金川容疑者も、大量殺人を反抗しようと思った時点で、おそらく、私とは、違う思考回路を持っているのだろうと想像できましたが、今回のインタビューを読んで、ますます、理解に苦しみました。
自殺は自分が痛かったり、傷つくからいや。
でも、人が死ぬのは、全く何とも思わないとのこと。
自殺を肯定するわけじゃないですが、世の中がつまらないとか、この世から開放されたいと思ったときに、「自殺」という道を選ぶほうが、いくぶんか、まだ、マシなように思います。
冷たい言い方(ひどい言い方)かもしれませんが、死にたいなら、一人で勝手に死ねばいい。
ほかの人を巻き込んではいけない。
それに、自分で自分を傷つけるのは痛いから、イヤ…というような内容が、インタビュー内にありますが、死刑だったとしても、首を絞められるわけですから、痛みはともないます。
自分では自分のことを、怖くて傷つけられないから、ほかの人に傷つけてほしい…ということなのでしょうね。
どちらの容疑者も、命というものに大しの考えが一般の人とは違い、重みも感じていないように思います。
命というものを自由に扱えるものだと勘違いしているようにも思います。
確かに、ナイフで刺せば死ぬかもしれません。
だけど、明らかに、「生」と「死」の間には、壁があるんです。
それは、破ってはいけない壁です。
人がどうこうしていいものではないのです。
こういう事件が多発するようになり、ゲームが悪いとか、学校教育が悪いとか、親が悪いとか、いろいろ言われていますが、私には、どれかひとつがとりたてて悪いわけではないと思いますし、こうすれば、絶対、事件が起きない…というものもないように思います…。
ただ、やはり、命というものを軽く扱っていると感じるのは、事実なので…。
家庭や学校で、命というものをきちんと考える場を作ることは必要かと思います。
あとは、周囲が常に気を配ること。
兆候がなく、突発的に犯行に及んだ場合は、防ぎにくくなりますが…。
少なくとも、この金川容疑者は、ずっと、世の中がつまらないと思っていたようですし、そんな様子を周りが気づくことができたら、もしかしたら、今回の事件は起きずに済んだのかもしれないと思います。
なんだか、とりとめのない文章になってしまいましたが…。
今後、このような事件が起きないように、祈ることしか、今の私には、できません。
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能力主義に関しては、私も同感です。
この日記を書いたあとに思ったのですが、この事件の犯人も、秋葉原の事件の犯人も、いわゆる「ゆとり」世代です。
学力が低いから、詰め込もうとした時代があり、そのあと、それだと気持ちに余裕がなくなりよくないから、ゆとりをもった教育にしようとゆとり教育の時代があり、そのあと、また、学力が低くなりはじめたので、元に戻した。
政府のこの両極端な反省のない、教育方針も改めるべきかと、個人的には思いますが…。
いわゆる詰め込んで学習し、能力を伸ばす教育方針と、能力主義には、基本的に、賛成です。
こんばんは。
>この犯人だけのことではありませんが、昨今「想像力の欠如」が蔓延しているような気がします。
私もそう思います。
決定的に欠けていると感じます。
>もっと内面的な言葉、内面的な感情を組み立てて表現すると他者への思いもわいてくると思います。
このあたり、再考する余地があるかな…って思いました。
上の日記にも書いたのですが、周りが目を配ると言うこともそうなのですが…。
想像力を働かせるということとともに、自分の感情の扱い方を、家庭や、学校で教える必要があるかも…と思いました。
こんばんは。
そうなんですよね。
命というものの考え方が、根本的に違うんです。
だから、理解に苦しむ。
>人の命を奪うってことは、
>命を奪われた人の将来までも奪うこと、
>その周囲にいる人の悲しみを誘うこと。
そういうことは全く考えていないように思われますね。
自分自身も刹那的に生きているし、人に対しても、それを適用してしまっている。
>本当に考えさせられる事件だなぁーと思いますm(__)m
この日記を書いているときも、自分なりに考えたし、書いた後も、いろいろ考えたんですけど…。
ぐるぐる…してしまって。
本当に難しい、考えさせられる問題です。
殺人自体、もちろん、いけないことなのですが、無差別というのは、さらに悲しいことです。
>こういう事の思いつきは、そしてヒントは
>・・・なんなんでしょう
>安易に人を殺す、刺す・・
>ドラマや推理小説・・細かな作業まで真似する。
>最近ではナイフに興味を示す子供も多いとか・・・
すべての人がドラマや小説、ゲームなどで思いつき、それを実行に移すわけじゃないのですよね。
普通の人は、そこで、それを現実に持ち込んではいけない…と想像力が働くはず…と思うのですが…。
やはり、命に対する想像力が、決定的に、欠如していると思います。
他人を傷つけるような行動はやめろということは正しいと思います。
でも、「自分がされて嫌なことを他人にするな」というのが、この金川容疑者も含め、そのあたりが、通用しないと言うのが、どうしたものか…と思います。
自分はきえてしまいたい、どうなってもいいと思っているので、ほかの人にもそれを適用したら…と考えちゃいます。
どうしたらいいんでしょうね。
でも、いずれにしても、家庭、学校での、さらなる啓蒙は必要ですね。
悪い人の真似をしないような報道…ってできないでしょうかね。
この手の事件は、本当にやりきれませんね。
確かに報道することで、模倣犯が出るという可能性もあります。
でも、やはり、報道は必要かな…と、個人的には思います。
祖父母がいなく、兄弟のいない核家族化、
能力で給与に差がつく資本主義(派遣社員化)が
原因だと個人的に思っています。
1.祖父母がいない場合
モデルケース1:(父-母-子供1人)
母は父の収入や考えた次第で、
専業主婦や、パートタイマーになるとは思いますが、
母が1人で全てをしなければならないケースが多く、
3歳までに大体の性格が決まってしまうのに、
その期間中、子供は愛情を受けずに育ってしまい、
感情的に弱い人が生まれ、そして更に頑固親父的な、
しつけが出来ない親(子供に甘い人達)が増加しているのも
原因の1つだと考えられます。
又、子供は兄弟がいないと小さい時から、
けんかをしないで、痛みを感じないまま大人になり、
結果的に殺人までしていると考えます。
2.日本での通常的な資本主義社会化
バブル崩壊以前は完全なる年功序列で、
能力比較で給与が年と共に上がっていきましたが、
今の時代は、能力主義で給与が変わってしまって、
自分だけが成果を出せば良いと思っている人が多くなり、
周囲の人達があまりフォローしなくなっていて、
結果的に精神的に追い込まれ、うつになり、
最終的に自殺が増えていると考えます。
能力主義は良い所もありますが、悪い所も結構ありますね。
私個人は、能力主義に賛成しています。
この犯人だけのことではありませんが、昨今「想像力の欠如」が蔓延しているような気がします。
短絡的に行動して、表面的なことを言葉にする。
もっと内面的な言葉、内面的な感情を組み立てて表現すると他者への思いもわいてくると思います。
自殺は、人間しか行わない行為ですが、他者の命を殺める行為は残念ながら他の動物の世界に存在します。
悲しい事件で、やりきれなさを感じます。。。
記事を読んだんですが、(-ω-;)ウーン
仕事でストレスがあったとしても、、、
この人の命の考え方自体が間違ってるような。。。
>ほかの人を巻き込んではいけない。
他人のせいにしたり、場当たり的な行動
自己で解決するっていうのを今までできなかったのかも。。。
人の命を奪うってことは、
命を奪われた人の将来までも奪うこと、
その周囲にいる人の悲しみを誘うこと。
本当に考えさせられる事件だなぁーと思いますm(__)m
産まれて来た時は、みんな同じなのに・・
みんな、産まれて来た事を望まれ、祝福されて
第一声、おぎゃぁ~だったのに・・
命の現場で働く私は・・・
命の尊さを何だと思ってるんだ!!って腹立たしい・・・
こういうニュースは悲しいですね。。
こういう事の思いつきは、そしてヒントは
・・・なんなんでしょう
安易に人を殺す、刺す・・
ドラマや推理小説・・細かな作業まで真似する。
最近ではナイフに興味を示す子供も多いとか・・・
私の持論の一つに、小さいうちから子供に「他人を傷つけるような行動はやめろ。自分がされて嫌な事は他人にするな。」という教育を徹底する必要があるということがあります。
が近年、学校や家庭でなされていないことが目に付きます。
国を挙げてこの部分に一から取り組む必要があると思いますし、なされていれば安易にあかの他人を殺すなんて事件も減ってくれると思ってます
こんな事件は嫌いですね、報道することも止めてほしいです。
神戸の事件も、カレー事件も模倣犯が出ました。今回も模倣犯ですね。この手の事件はコメントもためらいました。犠牲者のかたがたのご冥福をお祈り致します。
月でも見て忘れましょう。
ずっと前に、「なぜ人を殺してはいけないのか」という本が出版されました。
このインタビューをきっかけに、思い出したのですが、読もうと思って、結局、読んでなかった…。
ちょっと今回のインタビューの本筋とずれていくかもしれませんが…。
人を殺してはいけない理由を上手く説明できるように(自分の中で昇華できるようになれば)、このような事件が起きたときも、自分なりに、事件について考えられるかなー…と思いました。
こういう事件をなくすということは、私も難しいとは思うんです。
ただ、教育、家庭環境+周りが異変に気づくことで、防げるかもしれない…と思います。
でも、いずれにしろ、犯罪者の心理や、分析というのは、大切なことだと思います。
頭ごなしに、凶悪犯罪だから悪いとか、何かひとつに悪者(親や、教育や、ゲームといったもの)を押し付けておしまいにするのではなく、きちんと冷静に考え、分析することが大切だと思います。
そして、それが、一般人にも知らせられるくらいになるといいですね。
この犯人については、少し前にTBSで面会の様子と、手紙についてわりと詳細に報道されて、たまたまニュースで見た記憶があります。
手紙に関しては、かなり支離滅裂な記述があり、普通の人の精神状態と比べても意味があるのかどうか(もっとも、責任能力は充分あるんでしょうが)。
コメントを寄せる方も、とりとめなくなってしまうんですが、死にたくて殺人を犯し、死刑を望んで殺す人数を増やすというのは、やりきれませんよね。
あっきんさんの願いとは裏腹に、「人を人とも思わない」みたいな事や、理解不能な無差別殺人は増えていきそうな気がします。
宮崎勤も宅間も、心の闇は解明されないまま死刑になってしまいましたね。
戦争でも、凄い困窮にあっても、人が人を殺すというのは、最低な行為だとは思いますが、自分なりのはっきりとした答えは出ませんね。
とりとめのない返答で、すみません。
ただ、もっと問題提起したり、犯罪者の心理や人となりをちゃんと(見世物的な意味でなく)報道していくのは大切かな、などと思います。
ではまた、こういう問題について書くのは疲れますね。