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セリングクライマックスの様相を帯びてきた

昨日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -1,190.95 @25,766.64, NASDAQ -414.29 @8,566,48)。ドル円為替レートは108円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株は全面安となった。東証1部では、上昇銘柄数が35に対して、下落銘柄数は2,122となった。騰落レシオは53.31%まで急低下した。っ東証1部の売買代金は4兆1288億円。

TOPIX -57 @1,511
日経平均 -805円 @21,143円

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、米国内でも経路不明の感染者が出たことで危機感が一気に高まり、米ダウ工業株30種平均は1,190ドル安となり、過去最大の下落幅を記録した。上海総合指数などアジア株も大きく下げた。日本株は昨日、この動きを先取りして下げたはずだったのだが、下げ幅が十分でなかったため、本日、足りない分をさらに下げた形となった。日経平均はザラバでは1,000円を超す下げとなった。東証1部の売買代金は2018年5月31日以来の4兆1288億円と急増したが、MSCIの組み入れ比率変更に伴う売買も含まれる。

日経平均は5日連続で大幅下落し、週間の下落率は9.6%であり、2106年2月8~12日の週(11.1%)以来の下げを記録した。

本日の下げはセリングクライマックスの様相を帯びてきた。騰落レシオも53.31%まで急落してきて、当面の底値に一段と近づいてきたのではないだろうか。今後、新型コロナウイルスの影響を反映した「悪い」経済指標の発表が相次ぐはずである。その「悪い」経済指標を受けて、政府が財政政策や金融政策を打ち出してくるのは間違いない。そして、この財政・金融政策は日本だけでなく、世界中で発動されるはずである。これが株価の下げを止め、早晩、反転させる。株式相場はそのようにして動いてきた。但し、株価の反転は、新型コロナウィルスの感染拡大が収束してこないと見えてこないだろう。まずは感染拡大を封じ込めないといけない。

日経平均の日足チャートを見ると、大きくギャップダウンして始まった後、長大陰線を引いてさらに下げた。一時は1,000円を超す下げ幅となり、ザラバでは節目の21,000円を割り込むほどの下げとなった。MSCIの組み入れ比率変更という特殊事情も入っているが、出来高が急増しており、信用で買って大きな含み損を抱えて追証がかかった人はほとんど投げた思われる。この見立てが正しければ、ここからの下げはより下げ渋りを示すのではないだろうか?

33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、不動産(1位)、情報・通信(2位)、水産・農林(3位)、金属製品(4位)、電気機器(5位)となった。

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