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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
10月11日 金曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、246円高の21798円で取引終了。
欧米株の上昇と円安で買い先行。前場は、窓を空ける急騰で寄り付いた後も右肩上がり。後場は高値揉み合いのまま246円高で取引終了。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆1185億円、出来高は11億9714万株。
値上がり銘柄数は1231、値下がり銘柄数は807、変わらずは115銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
30業種が上昇、3業種が下落
上昇率の高い順
鉱業、海運、証券・商品先物、輸送用機器、金属
下落率の高い順
サービス、情報・通信、水産・農林、不動産、その他製品
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は30、変わらずは5銘柄でした。
上昇率の高い順
SUMCO 8.55%高、川崎汽船 5.74%高、ファミリーマート 5.64%高、セブン&アイHD 4.90%高、三菱ケミカルHD 4.50%高
下落率の高い順
東宝 1.71%安、花王 1.55%安、日本電気 1.20%安、京成電鉄 1.12%安、東京電力HD 1.11%安
〇米国株の展開は買い材料
ダウ平均は0.57%高(150ドル高)、ナスダックは0.60%高、S&P500指数は0.64%高。3指数揃っての上昇は買い材料。
〇外需関連株がけん引
米国株では、前日と同じく主力の外需関連株が相場をけん引。一方で、ディフェンシブ性の高い銘柄が下落もしくは控えめな上昇に。この展開を受けて、日本株でも外需が買われて内需が控えめに。
〇欧州株の上昇も買い材料
ドイツ(DAX)0.58%高、フランス(CAC)1.27%高、イギリス(FTSE)0.28%高。3市場揃っての上昇は買い材料。フランスは大幅高で前々日の下げ幅を完全に取り返しています。
〇円安
1ドル107円後半で推移しています。一時108円台に乗せるところがありました。
円安は株買い材料。
〇買い先行の後は様子見
米中協議への期待もありますが、相場に期待は禁物。協議の結果を確認してから(そして米国株の動向を確認してから)動きたい投資家は多いはずなので、前場は好材料を好感する買いが入り続けるも、後場は様子見ムードが強くなりました。あと、3連休前の手仕舞いと手控えもあったはず。
休日前は、リスクを回避する手控えと手仕舞いが多くなります。
3連休ともなれば尚更です。
〇2銘柄で80円押し上げた
ファーストリテイリングが2.63%高となり、日経平均株価を58円押し上げました。次いで、ファミリーマートが21円押し上げていますので、2銘柄で80円の押し上げ効果。これを差し引くと、本日の日経平均は166円高ですが、これでも大きな上げ幅です。
〇予想外の強さ
米中協議の結果と3連休を控えた手仕舞いと手控えがあると予想。一方で、欧米株高と円安という好材料を踏まえ、本日の相場は「少しだけ買いが優勢になる」この程度だと考えていましたが、前場は窓を空ける急騰で寄り付いた後も右肩上がり。後場は売り込まれることなく高値揉み合いのまま取引終了。予想外の強さになりました。
但し、米中協議が失望された時は、この上昇が災いすることに。
上昇は良い事ですが、本日に限れば「ほどほどに」見ておく程度で良いと思っています。
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