ゴルゴダの丘さんのブログ
ああ!野麦峠
野麦峠は、飛騨高山から信州塩尻への峠に位置する。
ボクにしては、文学的だ。どうしても教養の高さがにじみでてくる。
困ったものだ。・・・・・・・・・・なあ~んて冗談はさておき。
昔、仕事で1年間高山にいたことがある。
小京都高山と言われています。
女性に特に人気があります。
高山へ配属になる前に偶然『ああ!野麦峠 女工哀史』を読んでいたので
取引先の女の子なんかとこの本の話をした。
映画化されていたんだが、映画は見たこともない。
びっくり!
その女の子曰く
「大竹忍さん、ロケのとき我が家に泊まっていた。・・・・・」
撮影の間、映画関係者を宿泊させていたというんだ。
本題
人間には、どうしても先入観というものがある。
高山や富山の山間部の若い女性が、無理やり女工になったんだろう・・
・・・・・・と思っていた。この本を読む前までは。
彼女らは、女工になることを嫌がってはいなかった。
ーーーーーどうしても今の感覚で考えてしまうーーーーー
朝鮮の労働者も日本で働くことを嫌がっていなかった。
ソウル大学のイ・ヨンフ名誉教授がユーチューブで述べている。
真偽は、各自の判断にまかせます。
またまた、話は脇道へ
上の話を男性営業マンにした。
またまた びっくり!
彼、曰く
「おばあちゃんにせがまれてこの映画をおばあちゃんと観に行った。」
「おばあちゃんは、映画が始まるとスクリーンに手を合わせ泣いていた。」
「映画が終わるまでずうっとそうしていた。」
ちょうど仏壇に拝むようにしていたというのだ。
心にぐさっとくるものを感じた。
再び、コメントです。
私の生家は、養蚕農家で、蚕や、まゆの事は、よく知っております。
蚕から、出す、絹糸は8000メートルです。
製糸は、この繭(まゆ)を、煮沸して、工女がそれを、手で、絹糸の端をすばやく、つかみ、それを、回転する、6角形くらいの枠に巻きつけるのです。
これには、熟練により、遅い、早いの違いが出ます。
群馬県の「富岡製糸」には、この糸くりの、工場が今でも、残されております。片倉ハドソンは、よく、先を考えたものです。これは歴史遺産になると考えて、保存していたのです。
1円工女の給料は、その当時の山村農家の収入から、考えて、50倍から、80倍くらいではと、想像します。
確かに、女工哀史は、きつい事が書かれておりますが、それでも、工女希望の、農家の娘がいたことは、これも、事実ではないかと、考えます。
破格の収入が得られたからです。
堅実さん、映画情報ありがとうございます。
蚕のまゆをお湯で温めて、糸の先端をうまく見つけて滑車にまきつける。
あの白いまゆは、実は1本の糸だと聞きました。
能力給の考え方があるんですね。
生糸を売って軍艦を作ったんですよね。
こんにちわ
「高山へ配属になる前に偶然『ああ!野麦峠 女工哀史』を読んでいたので
取引先の女の子なんかとこの本の話をした。
映画化されていたんだが、映画は見たこともない。」
この映画を、昔、見ました。
映画館だったか、テレビだったか、忘れてしまいました。
野麦峠から、諏訪湖を見て、「ああ、海だ。」と、工女になる、若い女性が、言ったのを、思い出します。
映画では、一日に15時間も働く、過酷な労働ですが、そこには、つらさを、さほど、出さず、親に仕送りをするために、必死で、働く女性が描かれておりました。
「1円工女」という、当時では、破格の給料で、働いた、女性もおりました。父親は、酒を飲みながら、仕送りから「1円工女」だと言っていた場面が、印象的でした。
1円は、今では、どれくらいだか、分かりませんが、1000万円くらいではと、勝手に思っております。
よい、情報をありがとう、ございました。
高山の観光地でもっとも人気のあるところ
三之町というところがある。
この近くに宮川という川がある。
橋の欄干近くで「みたらし団子」を売っている屋台がある。
甘いけど買って、橋の中央付近で川で泳いでいる錦鯉にむかって
団子を一個投げてみた。
なんと食べるんだなあ!
おもしろいので食べずにみんな投げてみた。
どうすんだろうね。