糖質過剰症候群

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糖質過剰症候群

いろいろな病気と糖質との関係について、この著者は世界中の論文を読みあさったという。糖尿病のみならず、アルツハイマー病やうつ病、偏頭痛、女性疾患などなど、それぞれは、とある知見の点でしかないのだが、それをつないでいく内に点と点が線になり、その線の集合がある一点に集中しているのだという。

それが、糖質過剰症候群なのだという。

★「糖質過剰症候群 あらゆる病に共通する原因」
  清水泰行著 光文社新書 2019.5.30.初版第一冊発行

それぞれの知見には、巻末ではなく文中で論拠となる論文が記されており、
その発表年月を見れば、ほとんどがこの2~3年間の間に書かれたものであり、新しい知見なのだとわかる。また、そのどれもが興味深い知見ばかりなので、読んでいてオモロイ。というか、読んでいく内に、やっぱり糖質制限しないと危ないと思うようになっていく。

以前に読んだジェイソン・ファン医師の「世界最新の太らないカラダ」とは、これまた違った切り口なので、そこも読んでいて楽しい。

プチ断食を取り入れるようになって、BMIはやっと25を下回るようになった。ヘルスメーターでの内臓脂肪率も「高い」から「標準」になったし、糖質制限が難しいと感じる向きには、マイルドな糖質制限とプチ断食を取り入れるだけでも、ずいぶんいろいろと改善を見込めるのではないか。オイラの場合には、酒を飲んでいるにもかかわらず、肝機能値にも若干だが改善が見られるようになっている。

人工甘味料入りのドリンクには、絶対に手を出さないようになったし、
果糖ブドウ糖液糖が入っている加工食品にも、なるべく手を出さないようにしている。なるべくと書いたのは、ほとんどの加工食品にこれが入っていて、完全にカットするのは難しいからだ。

果糖はダイレクトに肝臓に作用し脂肪となってしまう、砂糖よりも危険な甘みだという。最近の果物は、甘さばかり競うようになってしまっており、この果糖が満載になっている。危険極まりない。

人工甘味料の多くは、欧州では使用禁止になっており、それでこまった米国の某ドリンクメーカーは、ターゲットをアジアにしたという。
その結果、中国の糖尿病患者は10倍以上に膨れ上がったのだというから恐ろしい。

そんなジェイソン・ファン医師に教わった知見の上に更に、糖質過剰症候群の詳細を知ってしまったのだから、その恐ろしさは数十倍に膨れ上がってしまった。少なくともマイルドな糖質制限とプチ断食という組み合わせは、健康のために避けて通れないように思える。











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