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株価サイクル2(反発初動から着実な上昇を目指す)の局面

先週金曜日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +64.22 @25,063.89, NASDAQ -17.87 @7,263.87)。ドル円為替レートは109円台後半の先週末比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,888に対して、下落銘柄数は203となった。騰落レシオは119.80%まで急上昇した。東証1部の売買代金は2兆2729億円。

TOPIX +17 @1,581
日経平均 +95円 @20,884円

米国の経済統計は事情予想を上回る内容が相次ぎ、米株式相場を下支えている。日本株も買いが優勢となったが、国内企業の業績見通しに対する不安は根強く、上値では売りが増えて頭を抑えた。1ドル=109円台後半と円安方向へ動いた円相場が日本株の上昇要因となった。

信用評価損率は12月21日時点ではマイナス19.2%だったものが、1月25日時点ではマイナス13.3%まで改善してきた。しかし、個人投資家はまだかなりの深傷を負っているはずである。特に新興銘柄を好んで、しかも、信用買いで買っている個人投資家はダメージが大きいだろう。

東証マザーズのサンバイオは個人投資家の間で人気があった。しかし、治験の不調が報道されてから、ストップ安の連続で大暴落している。ケース・スタディとしてちょっとチャートの動きを復習してみよう。1月21日には株価はかなり高くなっており、非常に大きな出来高を伴って売買された上に、「波高い線」という典型的な売り線が出現している。そこで最大限の警戒が必要だった。さらに、「高値圏での4連上ひげ」が次の売り線となり、1月24日には売りは決定的となった。その後も上ひげは続き高値圏での7連上ひげとなった翌日から大暴落した。多くの個人投資家は売るべき時に売らなかった。或いは、勉強不足のため売るべき時が分からなかった。それが最大の敗因である。

日経平均の日足を見ると、上向きの10日移動平均線の上を滑り上がるように株価は推移している。さらに下向きだった25日移動平均線も上向きに転じてきた。株価サイクル2(反発初動から着実な上昇を目指す)の局面に入った。(生涯現役の株式トレード技術 海図編、210ページ)

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、石油・石炭(2位)、金属製品(3位)、鉄鋼(4位)、証券(5位)となった。

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