NGTNさんのブログ
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今日の相場 -9/19-
∇ダウ:11,019.69(+410.03) ナスダック総合指数:2,199.10(+100.25) S&P500:1,206.40(+50.01)
各国中銀が短期金融市場の緊張緩和に向けた協調行動を発表したこと、ポールソン米財務長官が不良債権処理機関の設立を提案したこと、米金融機関についての合併や買収の観測記事が出たことなどの好材料が出て、それに加えて空売りへの厳しい対応が相次いだことから、金融株中心に強烈な買い戻しが入り、米株価指数は大幅高となりました。
画像2は昨日と同じものを貼ってあります。VIX指数は一時40を超えたようです。短期国債利回りもやや戻ったとはいえ相変わらず異常な利回り。今週の水曜日、木曜日は、金融市場全体の恐怖感、不安感が極限まで達してたのだと思います。金融市場が壊れないのならば、株式市場は水曜日が今年の底だと思います。金融市場が壊れるのならば・・・金融恐慌突入で株式市場も底なしになるでしょう。
・ドル供給:日米欧の6中央銀が協調 総額2470億ドル
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080919k0000m020075000c.html
・米財務長官、金融問題解決へRTC型機関を議員に提示
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33832620080918
・シティ、ワシントン・ミューチュアルへの買収提案検討=関係筋
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCJU1069.html
・モルガン・スタンレー、信頼回復目指し攻勢に出る
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCJU3017.html
<空売り対策>
売り方いじめが続々と。7/16にSECが最初の空売り規制を発表した時は一週間くらい上昇しました。今回も一週間くらい戻りが続くかもしれません。本来投機は市場の安定に寄与すべきですが、最近は市場をぶっ壊す方向に行ってた可能性があったので、仕方が無いのかなと。まあ、スケープゴートにされた面もありそうですが・・・。空売り規制は、最初に空売り規制が発表された時にも危惧されましたが、ヘッジ目的の取引をしたい投資主体が空売りが使えないためCDSを取引対象にし、その企業の資金調達コストが上がる恐れがありますね。
・NY州、金融株の不正な空売りを調査=司法長官
脅し。後ろ暗いことをやるなと。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33833620080919
・SEC、空売りを暫定的に禁止へ
禁止とはこれまた極端な・・・。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCJU2200.html
・米カルパース、ゴールドマンやモルガンなど4金融機関の貸し株停止
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK826504120080918
・米ニューヨーク州の年金基金、空売り抑制に向け金融機関の貸し株を一時停止
年金基金もブチ切れ。
http://jp.reuters.com/article/globalEquities/idJPnJS826505720080919
・英FSAが金融株空売りを一時禁止、市場の動揺回避
イギリスでも規制が。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33832320080918
<その他>
・ダウ平均、AIGを除外しクラフトを採用へ
ディフェンシブ株が採用。金融とエネルギーはもう勘弁。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCJT9072.html
・FRBは相次ぐ救済策で体力低下、今後は量的緩和も選択肢か
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33847920080919
・8月米CB景気先行指数は‐0.5%、予想以上に低下
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33830920080918
・9月米フィラデルフィア連銀業況指数は予想上回る+3.8
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33829420080918
<新興市場>
ロシアと中国がPKOを発表。ロシアの株価指数は+16.5%と大幅高。中国も上海総合指数が+9.46 ハンセン指数が+9.61%と大幅高。韓国の株価指数は+4.55%、台湾の株価指数は+5.82%、インドは+4.98%とアジア株式市場全体が大幅高となりました。
・中国が株式市場てこ入れ、購入時の印紙税廃止など
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33836720080919
・ロシア、株買い支えに2兆円 緊急市場安定化策を発表
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080919AT2M1803C18092008.html
∇日経平均:11,920.86(+431.56) TOPIX:1,149.12(+51.44)
米株高&GLOBEX米株価指数先物高&円安進行を受けて、日本株も大幅高となりました。寄りつきからたいした押しもなくジリジリと上げていきました。東証一部出来高は26.3億株、売買代金は2.76兆円と商いも膨らみ、力強い上昇でした。
ディフェンシブ以外は何でも上がった感じですが、特に金融と景気敏感株が強かったです。日経平均採用銘柄でもストップ高まで買われる銘柄がいくつもありました。今日の上げ方を見ると、金融や景気敏感株にも空売りがたくさん入ってた感じがしますね。
日経平均先物は夕場でも強い動きで+230円まで上がりました。アジア市場へのヘッジ売りを日本で出しているところもあるみたいなので、アジア市場が大幅高したのを受けて日経平均先物に買い戻しをいれているのかもしれません。
先物手口を見たら、リーマンからの売り手口が凄いですね。日経平均先物を約15000枚売り越し。先週末時点での建玉が15747枚の買い越しなので、これをほとんど清算した感じです。たしか今週は週明けからリーマンは取引停止だったと思うので、今日一気に出たのでしょう。一日に一社から15000枚もの売りが出れば相場が崩れそうなものですが、今日はしっかりとした動きだったので、顧客が他の証券会社に玉を移すためにクロス取引をしたんですかね。
・一段と強まった地価の先安観、急速な環境悪化に直面する不動産業界
不動産業界、大変そう。
http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPnTK016647720080919
各国中銀が短期金融市場の緊張緩和に向けた協調行動を発表したこと、ポールソン米財務長官が不良債権処理機関の設立を提案したこと、米金融機関についての合併や買収の観測記事が出たことなどの好材料が出て、それに加えて空売りへの厳しい対応が相次いだことから、金融株中心に強烈な買い戻しが入り、米株価指数は大幅高となりました。
画像2は昨日と同じものを貼ってあります。VIX指数は一時40を超えたようです。短期国債利回りもやや戻ったとはいえ相変わらず異常な利回り。今週の水曜日、木曜日は、金融市場全体の恐怖感、不安感が極限まで達してたのだと思います。金融市場が壊れないのならば、株式市場は水曜日が今年の底だと思います。金融市場が壊れるのならば・・・金融恐慌突入で株式市場も底なしになるでしょう。
・ドル供給:日米欧の6中央銀が協調 総額2470億ドル
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080919k0000m020075000c.html
・米財務長官、金融問題解決へRTC型機関を議員に提示
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33832620080918
・シティ、ワシントン・ミューチュアルへの買収提案検討=関係筋
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCJU1069.html
・モルガン・スタンレー、信頼回復目指し攻勢に出る
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCJU3017.html
<空売り対策>
売り方いじめが続々と。7/16にSECが最初の空売り規制を発表した時は一週間くらい上昇しました。今回も一週間くらい戻りが続くかもしれません。本来投機は市場の安定に寄与すべきですが、最近は市場をぶっ壊す方向に行ってた可能性があったので、仕方が無いのかなと。まあ、スケープゴートにされた面もありそうですが・・・。空売り規制は、最初に空売り規制が発表された時にも危惧されましたが、ヘッジ目的の取引をしたい投資主体が空売りが使えないためCDSを取引対象にし、その企業の資金調達コストが上がる恐れがありますね。
・NY州、金融株の不正な空売りを調査=司法長官
脅し。後ろ暗いことをやるなと。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33833620080919
・SEC、空売りを暫定的に禁止へ
禁止とはこれまた極端な・・・。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCJU2200.html
・米カルパース、ゴールドマンやモルガンなど4金融機関の貸し株停止
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK826504120080918
・米ニューヨーク州の年金基金、空売り抑制に向け金融機関の貸し株を一時停止
年金基金もブチ切れ。
http://jp.reuters.com/article/globalEquities/idJPnJS826505720080919
・英FSAが金融株空売りを一時禁止、市場の動揺回避
イギリスでも規制が。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33832320080918
<その他>
・ダウ平均、AIGを除外しクラフトを採用へ
ディフェンシブ株が採用。金融とエネルギーはもう勘弁。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCJT9072.html
・FRBは相次ぐ救済策で体力低下、今後は量的緩和も選択肢か
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33847920080919
・8月米CB景気先行指数は‐0.5%、予想以上に低下
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33830920080918
・9月米フィラデルフィア連銀業況指数は予想上回る+3.8
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33829420080918
<新興市場>
ロシアと中国がPKOを発表。ロシアの株価指数は+16.5%と大幅高。中国も上海総合指数が+9.46 ハンセン指数が+9.61%と大幅高。韓国の株価指数は+4.55%、台湾の株価指数は+5.82%、インドは+4.98%とアジア株式市場全体が大幅高となりました。
・中国が株式市場てこ入れ、購入時の印紙税廃止など
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33836720080919
・ロシア、株買い支えに2兆円 緊急市場安定化策を発表
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080919AT2M1803C18092008.html
∇日経平均:11,920.86(+431.56) TOPIX:1,149.12(+51.44)
米株高&GLOBEX米株価指数先物高&円安進行を受けて、日本株も大幅高となりました。寄りつきからたいした押しもなくジリジリと上げていきました。東証一部出来高は26.3億株、売買代金は2.76兆円と商いも膨らみ、力強い上昇でした。
ディフェンシブ以外は何でも上がった感じですが、特に金融と景気敏感株が強かったです。日経平均採用銘柄でもストップ高まで買われる銘柄がいくつもありました。今日の上げ方を見ると、金融や景気敏感株にも空売りがたくさん入ってた感じがしますね。
日経平均先物は夕場でも強い動きで+230円まで上がりました。アジア市場へのヘッジ売りを日本で出しているところもあるみたいなので、アジア市場が大幅高したのを受けて日経平均先物に買い戻しをいれているのかもしれません。
先物手口を見たら、リーマンからの売り手口が凄いですね。日経平均先物を約15000枚売り越し。先週末時点での建玉が15747枚の買い越しなので、これをほとんど清算した感じです。たしか今週は週明けからリーマンは取引停止だったと思うので、今日一気に出たのでしょう。一日に一社から15000枚もの売りが出れば相場が崩れそうなものですが、今日はしっかりとした動きだったので、顧客が他の証券会社に玉を移すためにクロス取引をしたんですかね。
・一段と強まった地価の先安観、急速な環境悪化に直面する不動産業界
不動産業界、大変そう。
http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPnTK016647720080919
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アメリカ、このまま案が通ればすごい大盤振る舞いになりそうですね。その分ドルには不安要素になりそうです・・・。政治的には、今後はロシアへの対応はどうするのかなと思います。変なことになったらまた軍備にお金をたくさん使いそうな気もします。
レバレッジバブルは崩壊したので、しばらくは大丈夫ではないでしょうか。投資銀行の墜落がその象徴だと思います。まあ、CDSという爆弾が残っているので、これをどう処理するのかが気になります。
Gatsbyさん、
ちゃんと除数を調整するみたいですね。しかし、ダウも日経平均もいつまで株価平均型でやるんでしょう。歪みが出やすいので私はあんまり好きじゃないんですよね。
>>多分ダウは銘柄入れ替えの際に除数を調整するんじゃないでしょうか。
そうですね f^^;; まったくお恥ずかしい・・・
除数についてはダウのサイトを見ても詳しく分かりにくいので、
wsj.com等で修正後の除数を把握しておこうと思います。
http://www.djindexes.com/mdsidx/index.cfm?event=showAvgMethod
(英語で数式が書かれてると、脳みそに汗が吹き出ますね><)
ブッシュ政権末期になって、アメリカは内政に大盤振る舞いを始めましたね。ブッシュ政権は、2期8年、テロとの戦いをスローガンに戦争ばかりしていましたので、米国経済がぼろぼろになってしまいました。次は、共和党政権になっても、民主党政権になっても、戦争はできないでしょうね。財政資金を内政に集中投資して、軍隊をひき始めるでしょう。アメリカ経済もゆっくりと復調していきますので、ドルもしばらく落ち着くでしょうね。軍隊を引き上げれば、相当な資金余剰が生まれますので、財政黒字も期待できそうです。ただ、レバレッジ投資の影響で、また今回のような金融パニックが今後もたびたび発生することは確実です。今回は、政府の公的資金投入で金融危機は終了しそうです。
GMの融資は昨年末に成立したエネルギー関連法絡みのものなので、環境対応車関連の融資になるみたいですね。今から作って利益を出せるようになるのはいつなのだろうかと思いますが、自動車産業はアメリカの公共事業になりつつあるのもしれません。
AIGがぬけてクラフトが採用されることで、来週月曜のダウは
200ドルくらい上げて始まるかなと思ったのですが、履いた下駄
を何処かで脱がされる可能性もある訳ですね。
まぁでもディフェンシブだし、指数に与える影響はAIGより
ずっとマシでしょう・・。
ここにきてGMが気になりますね。
政府の低利融資は使途限定と知りませんでした。