まはいさんのブログ
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吉野家 消費行動分析より投資価値なし
身の回りで自分より吉野家に通っている人はいないので、それなりに吉野家のコア客層を自負しています。
そのうえで、日頃より吉野家の経営に疑問を感じています。
顧客データが開示されていないので、とりあえず自分の消費行動を分析します。
家計データ
家計簿から抽出しました。
1日に朝定食と昼の2回行ったとか、子供を連れて行ったとか、細かいところまでは無視しています。
58日
1年は52週なので、週1回以上吉野家に通っています。コア客層と自負して良いと思います。
25,390円
コア客層と自負している自分でこれだけしか消費していないのが、吉野家の構造的な欠点と考えます。
2月
〓SoftBankの"HAPPY FRIDAY"で牛丼並盛が無料だった影響で平均が下がっています。
4月
4/13買付から5/24売却まで吉野家の株式を保有していました。
株主なので気になって、牛丼以外のメニューを試してみました。そのため、単価が100円あまり上がっています。
しかし、やっぱり牛丼に回帰するので単価は戻りました。
仮説
吉野家はコア客層から収益を上げ辛い
吉野家が客単価を上げるには牛丼以外を売るしかないのですが、コア客層は牛丼を食べると思います。
吉野家フアンとしては、牛丼を食べずに何しに吉野家に行くのか逆に疑問です。
カルビ丼など単価の高い商品に固定客を作る作戦もありですが、吉野家が牛丼をやめることは有り得ないです。
結局、コア客層が収益の上限を固めているので、費用の変動で簡単に赤字転落という構造と推測します。
投資方針
個人的に吉野家の牛丼が好きですが、株主になるのは悪手と判断します。
4月に牛丼以外のメニューを試したのが無駄でした。余計な経営の心配をせずに素直に牛丼を食べていれば、消費額は抑えられます。
吉野家の株価は1,000円程度が妥当と考えますが、株主優待効果で割高です。たかだか年間25,000円ほどの出費の抑制のために投資リスクをとるのは愚策です。
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関連銘柄:
吉野家HD(9861) -
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RODEMU2015 さん コメントありがとうございます。
やっぱり牛丼ですよね。
吉野家のメニューにうな丼ありますね。私は食べたことないです。
それぞれの好みですが、私は牛丼は吉野家に限るので、吉野家には頑張ってほしいです。ただ、株主にはなりません。
こんにちは
私は吉野家の100株株主で時々牛丼を食べに行きます。
味は気に入っていますが、牛丼業界は過当競争で事業として儲かりそうもありませんね。
吉野家も寿司の「すし三崎丸」やうどんの「はなまる」の方が利益を下支えしているようです。両方とも時々利用しますが、すし三崎丸は友達を連れて行っても良いような雰囲気の店でした。
また配当と優待で年間8000円あり、現状の配当&優待利回りは5%程度となり、ある程度株価の下支え要因にはなっていると思われます。
montonton さん コメントありがとうございます。
株主優待ブームで優待銘柄は割高です。
もちろん、株主優待の下支えは強力で、割高だからと言って値崩れの心配は無さそうです。
その一方で、既に高いので値騰がり余地は小さいと考えています。
限られた投資資金で効率的な投資を目指そうとすると、上値余地が乏しい優待銘柄は手を出し辛いです。
株主優待で得をするのは確かですが、私の場合は出費も増えてしまいます。家計データの4月の出費が典型ですが、投資先の商品が気になって試し購入してしまいます。
「はなまる」にも行こうとしましたが、その前に株式を売却して行かずに済みました。
吉野家の場合は、祖業の牛丼の収益性に課題が有ると確信しています。
一方で、私は吉野家の牛丼が好きです。
吉野家の業績を気にせずに吉野家の牛丼を楽しむためには、株主にならないほうが良いと判断しました。