株の新聞

[トロンボーンさん]

大引け
■日経平均：11749.79円（△140.07円）
■ＴＯＰＩＸ：1121.43（△3.86）
■売買高概算：22億5953万株
■値上がり銘柄数：994
■値下がり銘柄数：647
■日経JQ平均：1302.93（▼0.05）
■マザーズ指数：440.03　（△5.96）
■ヘラクレス指数：688.09（△5.96）
■日経平均(25日移動)：12682.26
■25日線からの乖離率：-8.46%
■騰落レシオ(25日移動)：69.84
■RSI：30.63

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
　17日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。
大引けは前日比140円７銭（1.21％）高の１万1749円79銭。16日の米株式相場の
反発をきっかけに、前日下げが目立ったソニーやキヤノンなど電機株中心に
買い戻しが入った。日本時間17日午前、米政府・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が、
経営危機に陥った米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）に
公的資金を投入し、政府管理下に置くと発表すると、株価指数先物への買い
戻し主導で上げ幅を270円に広げる場面があった。ただ、世界景気の減速懸念
から積極的な買いは限られ、後場に入ると日経平均は１万1700円台で方向感
の乏しい展開となった。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は小反発。

　香港株や上海株が軟調なことに加え、ＡＩＧの「実質国営化」を巡る17日の
米市場の反応を見極めたいとのムードも残り、新規資金を投じる動きは目立
たなかったという。日経平均の上げ幅は米証券大手リーマン・ブラザーズの
経営破綻をきっかけに急落した前日の下げ幅（605円）の約２割にとどまった。

　東証１部の売買代金は概算２兆3151億円、売買高は同22億5953万株でいずれ
も前日に比べ１割以上減少した。
東証１部の値上がり銘柄数は994、値下がりは647、横ばいは78だった。
　
エーザイ、アステラスが高く、信越化、京セラが上昇。住友不、三井不が上げ、
東京海上ＨＤ、損保ジャパンが堅調だった。

半面、ホンダ、ヤマハ、トヨタが下げ、ニコン、カシオが売られた。
野村、大和は軟調だった。みずほＦＧは後場、下げに転じた。

　東証２部株価指数は反発。トーセイ、日精機が上げた。半面、石井表記、
イノテックが下げた。

　日経ジャスダック平均株価の終値は前日に比べ５銭安の1302円93銭だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で179億円、売買高は4470万株だった。
セブン銀とＪＣＯＭが小安く引けた。半面、楽天が堅調。フェローテクが小高く、
プロデュースが大幅高。サウジアラビアの投資会社との資本業務提携を発表
したインデックスが値幅制限の上限（ストップ高）まで買われた。
主力株で構成するＪストック指数は４日続落。

　東証マザーズ指数の終値は前日比5.96ポイント高の440.03だった。
ＡＣＣＥＳＳ、フリービット、アクロディアが高い。
半面、朝高のミクシィが後場は下げた。サイバー、ｎｇｉが後場に一段安となった。

　大証ヘラクレス指数の終値は前日比5.96ポイント高の688.09だった。
大証や、マネパ、日本通信が後場は上げ幅を縮小した。
半面、ダヴィンチが値幅制限の下限（ストップ安）で引けた。ＢＢネットは後場に
ストップ高まで買われる場面があったが、大引けにかけ下落に転じた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■１部売買代金上位（株価：円）
みずほ 415000 （▼3000）
三菱ＵＦＪ 800 （△8）
三井住友 623000 （△4000）
トヨタ 4590 （▼20）
三菱商 2385 （▼15）
キヤノン 3970 （△130）
ホンダ 3310 （▼50）
三井物 1399 （▼30）
三井不 2130 （△45）
新日鉄 421 （▼4）

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■１部上昇率上位（株価：円）
ＣＳクリエイト 2700 （△400）
山一電 523 （△74）
メック 764 （△97）
ビクター 149 （△18）
コープケミ 225 （△27）
ＴＤＣ 840 （△100）
高　島 160 （△19）
マース 2415 （△285）
太平海 111 （△13）
ケンウッド 78 （△9）

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■１部下落率上位（株価：円）
Ｓ・サイエンス 6 （▼2）
日綜地所 245 （▼68）
日本調剤 1690 （▼375）
創建ホーム 118 （▼26）
紀陽ＨＤ 137 （▼24）

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■１部業種別騰落率上位
繊維製品　△3.29％
食料品　△2.8％
保険業　△2.21％
医薬品　△1.86％
石油石炭製品　△1.3％

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■１部業種別騰落率下位
証券商品先物　▼2.29％
不動産業　▼1.6％
その他金融業　▼1.56％
精密機器　▼1.18％
ゴム製品　▼0.97％

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ニュース
・ＡＩＧ、米政府の管理下に　救済策決定、株８割取得の権利
・米、金利据え置き　「金融市場、緊張高まる」
・日銀も据え置き　決定会合
・リーマンの北米投資銀部門、バークレイズが買収
・サムスンが買収提案、サンディスク拒否
・日銀、金融政策の現状維持を決定――全員一致で
・ＧＳが東電を「買い」に格上げ
・三笠製薬がＭＢＯ、１株８００円でＴＯＢへ


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■主な格付け

9/17 ※メルマガに記載　　CS 　UP→Neutral格上げ 　　　　　　230円
9/17 9501 東京電力 　　GS 中立→買い推奨継続 3300円→3200円
9/17 ※メルマガに記載　ドイツ　　 新規Buy　　　　　　　　　　 1450円
9/17 9511 沖縄電力 　　メリル　　 新規買い　　　　　　　　　 8400円
9/17 9509 北海道電力 メリル　　 新規買い 　　　　　　　　　　2700円
9/17 9502 中部電力 　メリル 　　新規買い 　　　　　　　　　　3400円
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【海外】
米8月住宅着工（21：30/95万）
米8月着工許可（21：30/92.7万）
《決算発表》
アドビシステムズ、ゼネラルミルズ

―――――――――――――――――――――――――――――――――――