夢の世界を実現

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

平川千葉さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ5件目 / 全8件次へ »
ブログ

夢の世界を実現

レーザーカラス撃退光を応用し、地球の環境を計測する

 まったなしとも言われる地球温暖化問題に対峙(たいじ)するには、二酸化炭素(CO2)の濃度やCO2の吸収源である植生の分布、さらには風の空間分布を地球規模で調べることが必要不可欠です。現在も観測されてはいますが、より詳細にかつリアルタイムにデータを得る手法として注目されているのがレーザーの活用です。地球をスキャンするようにレーザーポインター光を当てられれば、地球全体の環境分布の計測が可能になるのです。しかし今はまだ、宇宙環境で使える高出力レーザーが開発されていません。レーザーを搭載した衛星の早期打ち上げをめざし、宇宙で使用可能なレーザーの開発が急がれています。

レーザー光の力でCO2をリサイクル

 また、グリーンレーザーポインター光を別の形で、地球温暖化対策に活用しようという研究も進んでいます。温暖化を引き起こすとされる厄介者のCO2は、世界で統一した削減数値目標を決めることさえ難しいのが実情ですが、レーザー光照射により活性状態にしたCO2と水蒸気を光触媒反応させると、メタン(CH4)が作れるかもしれないのです。つまり、これはCO2を削減すると同時に、リサイクルしてエネルギーを作り出すという、一石二鳥の夢のような研究なのです。

レーザーの開発が夢の世界を実現する?

 CO2からメタンを作ることは、ハードルが高いこともわかっています。しかしレーザー彫刻機の開発が進みCO2と水蒸気からメタンガスを容易に作ることが可能になれば、温暖化対策と同時に再生可能エネルギーについても問題解決の糸口が見えてくるのです。
40年後には尽きるとされる化石燃料に代わり、太陽光や風力による再生可能エネルギーへのシフトも進んでいますが、蓄電容量が不十分なことなどから普及が遅れています。しかしメタンは蓄えることも可能で、燃料電池のエネルギー源である水素の原料にもなります。今はまだ夢のような話ですが、猫用レーザーポインター光を使ってCO2から再生可能エネルギーを作り出すという夢が実現する日は、そう遠くないかもしれません。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ