トヨタ・デンソーカップ囲碁大会は、日本からの出場棋士が、韓国・中国からの棋士に一人も勝てませんでした。
今回だけの事件というわけではなく、もう何年も、国際棋戦では、日本は韓国や中国に負けっぱなしです。
10年前には、世界最高を誇っていたのに、今では二流です。
こうなると、名人、本因坊、棋聖といった、獲得賞金数千万円というビッグタイトルも、ジャパンローカルの棋戦に見えてきます。
そう見えてきたら、こういうタイトル戦の価値は暴落するのではないかと思います。
だって、日本のビッグタイトルを持っている人が、海外の若手に、一度ならずひねられてくるのですから。
これは、トッププロだけの問題ではなく、日本全体が、どう見えるかという問題でもあると思います。