文教堂 今年の仕手戦（前哨戦）の予想と取組み

[まはいさん]

文教堂は、カレンダーどおりに仕手戦が発生する貴重な銘柄です。
例年、ゴールデンウィークから株価が騰がり始め、１０月に年初来高値を付けて終わります。

今年の仕手戦の予想
今年の仕手戦も高値ツートップと予想します。
過去３年、高値ツートップです。ただし、１０月の高値はカレンダー通りですが、その前哨戦はいつになるのか特定不能です。
ここで、上手く資金を２回転すれば良い儲けです。

前哨戦の作戦
資金２回転は魅力的です。
しかし、前哨戦で手放してしまい買戻しに手間取ると、確実な１０月の本戦を逃してしまいます。
2015年は２回転に成功しましたが、2016年は前哨戦で脱落してしまいました。
今年も２回転を目指しますが、前哨戦での安売りを避けます。昨年の失敗は、前哨戦で安売りしたため買戻しに躊躇したことでした。その反省から、無理に前哨戦で売らない姿勢で望みます。

騎士団長殺し
村上春樹４年振りの長編小説が2月24日に出版されました。
下のチャートのとおり、出版発表で株価は450円を超え、その後450円前後で推移していました。
今年の仕手戦は、「騎士団長殺し」を材料に、例年より高い450円をベースにした仕手戦になると予想します。
高値900円前後を目標として監視します。

文教堂2017 １年チャート　↓ クリックで拡大

今年は、11/8に324円で100株買付けました。
今年は例年と異なり、村上春樹の新刊が材料となり、仕手戦に入る前から少しずつ株価が上昇しています。
文教堂の仕手戦が投資家に知られてきたため、早めに布石を打つ人が増えたのでしょう。
ここ１年は倒産リスクが後退しましたから、早めに買付けても年越し倒産の心配は無かったです。
さて、今年もゴールデンウィークから動き始めました、短期筋が今年も仕手戦に参戦してきたようです。

文教堂2016 １年チャート　↓ クリックで拡大

2016年は恒例のノーベル文学賞だけでなく、なぜか６月に向けても仕手戦が発生しました。
調べても６月の仕手戦の材料は見付からなかったので、純粋な仕手戦だったのでしょう。
なお、村上春樹はノーベル文学賞は逃したもののアンデルセン文学賞を１０月に受賞しました。

文教堂2015 １年チャート　↓ クリックで拡大

2015年はノーベル文学賞だけでなく、ピース又吉のおかげで芥川賞も仕手戦が発生しました。

保有銘柄の状況2017.5.4　↓ クリックで拡大

文教堂は、長女が株主優待を欲しがるので、"優待目的"に分類しています。
文教堂は、投資資金を回収済みで、100株タダ取り、お釣り3,400円です。

投資方針
文教堂の１株当たり資産はマイナス、投資価値は無い銘柄です。
しかし、長女が株主優待を欲しがるので、毎年カレンダー通り仕手戦が発生することを利用して100株タダ取りしました。
100株タダ取りする目標は達成したので、今後の取引の必要は基本的に有りません。
しかし、今年もカレンダー通りの仕手戦に突入しましたので、高値を待っていったん売却します。