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維摩経
文殊菩薩と維摩居士との会話で表す法門で有名な維摩経は、大抵の人は何となく聞いたことがあると思います。その中の維摩の十喩を紹介します。
この身はしぶきのようでとらえようががありません。
この身はあわのようでいつまでもとどまるもではありません。
この身はほのおようでかわきの心から生ずるものです。
この身は芭蕉のようで中身にかたいしんのあることもありません。
この身はまぼろしのようで転倒の見方からおこります。
この身はゆめのようで虚妄の見たるものです。
この身はかげのようで業の縁からあらわれます。
この身はひびきのようで因縁によってうまれます。
この身は浮雲のようでしばらくにして変滅します。
この身はいなずまのようで念々にとどまりません。
ほとんどの人が、高校生の頃古文の時間で習った鴨長明の方丈記の書き出しはここから採ったものです。
これを読むと自分が毎日毎日株価の値動きに右往左往しているのが、虚しくなって
きます。これを読まれてる人はどう思われるでしょうか?
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