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クーベルタンの言葉 8月11日(水)13時35分

 リオデジャネイロのオリンピックが始まった。小学生、6年生の時、国語で、オリンピックの出来事が載っていた。記憶が、曖昧になっているが、テニスで相手がコートに倒れた時、日本人選手が、ゆっくりとフライのボールを、打ち返した。相手は立ち上がり、そのボールを返し、試合は続行した。試合終了時、会場から拍手の嵐があったこと。


それと「前畑、頑張れ、前畑、頑張れ。勝った。勝った、前畑勝った。」の文。(この、前畑、頑張れは、後に、ラジオで聞いた。)それと、もう一つ何か有ったと思うが、記憶にない。

そして、最後にクーベルタン男爵の言葉であった。後半部分の言葉で、「人生において最も重要なことは、勝つことではなく努力することである。」


これを、先生はどうして、大切なのかと、生徒、全員に聞いた。5分とか10分の時間をおいた。誰も、答えられなかった。しかし、この時のことは憶えている。この先生は、よい師であったと思う。とにかく、考えることを重視していた。

そして、筆者には長い時間が流れた。20代、前後から、何か、物足りないと思うようになり、仕事をしながら、筆者なりに、勉強したことを憶えている。訳が分からなかったが、危機感を感じていた。この時には、この国語の授業の事など、忘れていた。

そして、最近になって、努力とは、こういうことかと、思うようになった。

 この間、病気と闘いながら、不十分ではあるが、それなりに努力したつもりだ。この病気であるが、筆者には、殆ど、病気との、闘いでもあった。それを、打ち消すために、生きてきたともいえる。慢性膵炎で、消化が思うように出来ず、そのため、疲れやすく、頭が眠くてよく働かない状態で、活字を見た。時々、気が付いた時には、本に顔を伏せて寝ていた。20代の、遊びたい時に、遊んでいない。人とは異なる生活をしてきた。

そして、今、こう考える。やはり、人生において、努力することは、重要である。それがうまくいかなくても、努力しなければ、その可能性すら無いのである。だから、人生において、努力することは大切である。しかし、そこには、考えながら、努力することである。この目標のために、修正、修正を加えながら、努力することである。何となく、努力とは、こんなことではないかと思う。

可能性に賭ける。これだろう。成果は少しでもよい。その輝きに向かって、努めること。これが努力であろう。自己実現に向かって、日常の行動を制御する。こえが努力であろう。そして、成果は出なくても、ひたすら、頑張る。これが努力であろう。

そして、ネットで次の言葉を見つけた。クーベルタンの言葉である。

「自己を知る、自己を律する、自己に打ち克つ、これこそがアスリートの義務であり、最も大切なことである」

 これはアスリートでなくても、通じるものがある。筆者には、自己は、いまだかつて分からないが、自己を律することの難しさである。とかく、感情に流されて、ふと思いつくと、初めとは、かなり、異なる方向に来てしまっている。この難しさである。しかし、これも、先の修正、修正ということを加えると、修正しながら、目標に向かって努力することになる。

 そして、よくは、分からないが、やはり、努力することは、年老いてから、悔いの少ない人生になるような気がするが。


そして、こんな事を考える。クーベルタンは、案外、目先のことを言っていたのでは。それは、オリンピック以外で、ごく普通の人でも、努力すれば、それなりに、収入が、増えるよと。しかし、現代社会は、一度、歯車が外れると、生活が困難になる。ただ、努力だけでは、生活が楽にならない。しかし、だからといって、努力なしでは、何の、可能性も無くなることは確かだ。やけにならず、少しの生活の工夫の連続が大切では、ないか。

 



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