はるるっぴさんのブログ
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東西から攻められるFRB
スタグフレーションの兆候が大きくなっている。
景気悪化リスク
インフレリスク
両方あると、FRBは、何もできない。
市場関係者は、見抜いた。
そして、アメリカ株は急落した。
空売りが、さらに積みあがっている。
FRBのFFレートが、2.0%割ってくると
さらに注意が必要になる。
FRBの仕事がなくなってしまうからである。
カッコよくいえば、打つ手がなくなる。
日本の日銀の無担保コールレート翌日物は
0.5%しかない。
日銀は、なにもできない。
白川総裁も気の毒に思う。
いままで、日銀は、財務省の圧力に屈して、
金利をあげてこなかった。
金融政策をあやまったと思う。
日銀で、唯一利上げを主張していた
水野審議委員の少数意見が、
今になって正しかったことがわかる。
さて、
アメリカの住宅ローン担保証券
ABX指数
AAA 43%まで、なさけなく下落している。
AA 10% 90%も含み損があれば、
買った人は、手も足もでないだろう。
A
BBB
BBB-
すべて価値なし。
デフォルト条項が適用される。
日経平均14,000円どころで、
株を買っていた人は、これらのことを、
知っていて株を買っていたのだろうか?
売らない理由は、わかるが、買う理由は、わからない。
たとえば、また株価が上昇したら、
根本的な問題を理解することなく、
株価が上がっただけで、買うのだろうか?
多くの専門家は、
株が上がったら強気
株が下がったら弱気
単なる群集心理です。
さて、
この問題解決の最前線で活躍されている
ポールソン財務長官
(GSからスカウトされたスーパースター)
バーナンキFRB議長
(大恐慌の専門家)
今になって、
バーナンキ氏が議長に選ばれたのか、理解できる。
大恐慌の専門家であることも評価されたのでしょう。
真正面から今の金融危機に汗をかいて貢献している
大人物の2人が、
アメリカ議会で追及されているのも、おかしな気がする。
日本株の株価は、アメリカ株ほど下落していない。
多くの市場関係者は、
日本株は、まだ底堅いと言っている様子。
しかし、日本の市場関係者のレベルが低いから、
下がっていないのだろう。
市場関係者のレベルは、年々低くなっている感じがする。
興味のある方は、言っている事が、
その後、ほとんど、
はずれていることを確認されてもよいでしょう。
しかし、たまに当たることもある。
少なくとも、今の材料だけで見ると
(新たな材料が出れば別です。)
日本株は、まだ下がっていないと見るべきでしょう。
みんかぶのメンバーから教えていただいた
日経平均 12,000円の抵抗線を
ヘッジファンドのブレイクアウトprogramが
突っ込んでくる可能性は否定できないと思う。
景気悪化リスクの脅威
インフレリスクの脅威
東西から攻められているFRB
FRBの戦略家に期待したい。
おしまいです。
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